洞窟で寝かせた生地で、はじめてのスーツを。

皆様こんにちは、銀座7th店でございます。今回は6月から銀座7thの新しいスタッフになりました内山の初購入のスーツの生地が決まりましたのでご紹介させていただきます。スタッフ内山が記念すべき一着目に選んだ生地はイタリア生地の CARLO BARBERA の生地です。イタリア最高の生地メーカーを問われた洒落物が多くの場合名を上げるのが CARLO BARBERA と言われるほど、知名度こそ高くないものの、知る人ぞ知るテキスタイルメーカーになっております。まずはその CARLO BARBERA のご紹介をさせて頂きます。

CARLO BARBERA は1949年にその歴史の幕を開けました。イタリア・ビエラの名門 CARLO BARBERA は服好きたちの心をギュッと掴んで離さない「羅紗の宝石」とも評されていて、その生地にはいくつかのこだわりがあります。

1年間の“眠り”が作る糸の熟成

岩を切り出して作った地下倉庫の下には横を流れるストローナ川の水が引き込まれており、庫内全体が1年を通じて同じ気温と湿度に保たれています。ここで糸を約半年から1年間熟成させることでようやく、ただの糸からバルベラの糸となるのです。

時間をかけて織り上げられた生地

リラックスしてコンディションが高まった糸は旧織機のようなゆっくりとしたスピードで織り上げられます。大量生産による生地とは異なり、薄いものであっても空気を含んで膨らみ感があるのが特徴。イタリア生地でありながら英国のように縦横双糸の生地を中心としています。

世界一美しいと評される色気と気品のある生地

イタリア屈指のウェルドレッサー2代目ルチアーノの趣味の良さによるところが大きく、色使いの美しさはイタリア的生地の風合いや柄物は英国的な趣味性を感じさせます。

このような生地にたいする強いこだわりがあることが CARLO BARBERA 「羅紗の宝石」と評される由縁だと思います。

そんな CARLO BARBERA の生地の中からスタッフ内山が選んだのがこちらの生地です。

グレーのウインドーペーンの生地です。内山が選んだ生地は春夏物の中でも比較的生地が厚く秋冬と永く着られる生地感になっております。こちらの生地が仕上がりましたら、またブログにてご紹介させて頂きます。内山の生地は春夏物ですが、既に秋冬物の CARLO BARBERA の生地も入荷していますのでほんの一部ではありますが、ご紹介させて頂きます。

CARLO BARBERA

order suit    ¥89,000 + 税 ~

いかがでしょうか?今回ご紹介させて頂きました生地以外にも新作秋冬の生地は徐々に入荷してきておりますので、お近くにお越しの際は是非店頭にてご覧くださいませ。ブログでも引き続き秋冬物の生地をご紹介していきますので、内山のスーツの仕上がりと共に楽しみにして頂ければと思います。

銀座7thのゆったりとお寛ぎいただける空間でお買い物をお楽しみくださいませ。

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