オンオフ万能なハイブリッドスーツ

銀座7th店ブログをご覧の皆様、こんにちは。

 

現在開催されているBUSINESS TRAVEL COLLECTIONの中で、目玉となっているジャージージャケットに関して前回ブログでご紹介させて頂きました。

今回は雑誌などでも密かに話題となっている、ハイブリッドスーツのご紹介です。

皆さん、このようなお悩みをお持ちでないでしょうか?

「スーツのスラックスを変えてジャケパン風に着たいけれど、なにかしっくりこない」

「スーツほどかっちりしたくないけど、日によって改まった服装をする必要がある」

そんなビジネスマンの為にご用意したのが今回のハイブリッドスーツです。

 

まず、ハイブリッドとは?

ジャケットとスラックスで織り方の異なる同じ色の繊維を用いた生地で、セットアップスーツとしても着れる生地で仕立てたものになります。オンの日はスーツとして、オフの日はジャケット、スラックスの単体使い、といった風に。

 

お手持ちのスーツでジャケットとスラックスの色を変えジャケパン風に着まわしたいのになぜかしっくりこないのは、それもそのはず元々スーツの仕立てと生地ではジャケパンとしてそのまま使うにはそぐわないものがあるからです。その要因は、大きく分けて仕立て、そして生地のこの2つに分かれます。

 

まずは仕立て。肩の袖付けについて。

こちらは普通袖と呼ばれ、スーツに多く用いられる仕立て方です。

タレ綿という方を盛り上げる資材を使い、構築的なシルエットを演出します。

こちらがシャツ袖と言われる仕様です。タレ綿を省き、袖付けをシャツの様に行うことでリラックスした雰囲気になります。仕立てとしてはジャケットに多く、ここの袖付けによって大きく印象を左右する部分になります。

スーツジャケットではこのかっちりとした印象が出すぎてしまう為、使いまわしの効くハイブリッドスーツではこちらのシャツ袖仕様がお勧めです。

二つ目は生地について。

こちらがスラックス。

綾織と呼ばれ、生地表面に斜めの織り柄が見えるのが特徴です。耐久性に富んだ織り方になるので、パンツなどを仕立てる際によく用いられる生地です。

次にジャケット。

こちらはジャカード織と呼ばれ、通常春夏のジャケット素材に多く用いられるのっぺりとした平織ではなく、表面に独特の紋柄が表われてくる生地です。複雑な模様を生み出すことのできる専用の織機を使って織り上げた、今期新たに加わったラインナップの生地です。

HYBRID SUIT

オーダー価格

ジャケット ¥37,000+税

スラックス ¥22,000+税

このように、セットアップでは少し離れると見え方としてはきちんとしたスーツになります。

 

ジャカード織の特性として仕立て上がりの表情が豊かになります。

また、場面に応じてスーツ、ジャケット、スラックスと使い分けて頂くこともできます。

 

このように、ジャケット、パンツどちらを主役にするかでスタイリングもガラッと変わります。

コーディネートでお悩みの方は是非、店頭のスタッフまでご相談くださいませ。

皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。

 

宮坂

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