タキシードの選び方

タキシードの選び方

銀座7th店ブログをご覧の皆様、こんにちは。

本日はタキシードのデザインについてご紹介したいと思います。

 

まずはジャケットから。

こちらはピークドラペルと呼ばれるタイプです。元々モーニングコートを原型としている上衿が尖ったデザインで非常にスタイリッシュでクラシックなデザインです。ブリティッシュスタイルのタキシードでもあり、正統派のデザインですね。

こちらのタイプに合わせるシャツとして、レギュラーカラーが一番ふさわしいものになります。

ドレスコードの中には「ブラックタイ」と呼ばれるものがございます。これは黒のネクタイを締めればよい、ということではなく、黒のタキシードに合わせて、蝶ネクタイ、アクセサリーなども黒でコーディネートをしなければならないという厳格なドレスコードになります。そこで、シャツに用いる釦もあえて黒蝶貝に。

次にこちら。

ショールカラーと呼ばれるデザイン。元々はスモーキングジャケットと呼ばれる喫煙の際に羽織るジャケットをモチーフにしており、アメリカンスタイルのタキシードとなります。ピークドラペルだとやや堅すぎるかな、と感じる方はこちらもおすすめです。サンプルのようなネイビータキシードは、当店の7th店ですと20代~30代の方に非常に人気のあるデザインですね。

こちらのサンプルはカマーバンドを着用。

タキシードの場合は必ずベスト、もしくはカマーバンドどちらかを選んでいただきます。

ショールカラーに合わせるシャツは、ウィングカラーとなります。フォーマルシャツでご検討の方の大半はこちらをイメージされている方が多いかと思いますが、本来はタキシードに合わせてシャツのデザインを選ぶとベターです。

こちらは黒蝶貝ではなく、スタッズ釦を使っています。貝釦を選ぶかスタッズ釦を選ぶか、ここはお好みになりますがスタッズ釦はコーディネートに合わせて色や形を変えて楽しめるので汎用性が高いですね。

最後にスラックスです。

タキシードのスラックスはサスペンダー着用が前提となるため、基本的にはベルトループがつきません。サスペンダーで吊り上げたほうがたるみジワが出づらく、より美しいシルエットを生み出すからです。ベルトの代わりに、サイドアジャスターを設けることでウエストサイズの微妙な着用感を調整することができます。

また、タキシードスラックスの特徴的なデザインとして、側章が付きます。ジャケットと同じ拝絹(サテン生地)をあしらうことで、フォーマルの場面に相応しい華やかな装いとなるのです。

いかがでしょうか?

今回はタキシードの王道のパターンである二つをご紹介させて頂きました。

その他にも、場面に合わせたフォーマルスーツのコーディネートをご紹介していきますので皆様の参考になればと思います。

宮坂


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