シャツフェアお勧め生地

銀座7th店ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

ただいま当店では、オーダーシャツフェアを開催しております。

 

前回のブログでシャツフェアの大まかな内容を書かせて頂きました。

今回は生地編ということで、お勧め生地のご紹介をさせていただきます。

シャツフェアでは、このフェア期間限定でシャツ1着分にカットされた生地が店頭にずらりと並びます。

いずれも着心地のいい、様々な生地ですがビジネス使いしやすい白、サックスブルー系の生地はもちろん

通常のバンチブックにはないような鮮やかな生地、珍しい色柄もたくさんご用意しております。

 

余談ですが、最近色彩について少々勉強をしております。

色には、色そのもの自体が隣接する他の色の印象に影響を及ぼす効果があると言われております。

色の持つイメージの力、とでも言うのでしょうか。

コーディネートするスーツやシャツも勿論ですが

お客様の肌色の見え方にも影響を与えるのです。

 

せっかくなので定番の白、サックスブルー以外の生地で私なりのお勧めを考えてみました。

まずは系。

肌色をより良く見せてくれます。情熱的な色のイメージが強いのでエネルギッシュに、ビジネスシーンでも勝負どころでお召し頂けるとビシッと戦闘モードになりそうです。。そのままですと色味としてはかなり強い部類なのでクレリック仕様にしていただけると、英国調で硬派なイメージになりビジネススタイルに取り入れやすいですね。

グリーン系。

案外お持ちでない方も多いのではないでしょうか。店頭でお勧めするとみなさん驚く方が多いですが、グレーのスーツにとても良く合う色なのです。緑は自然色に近く、知的で柔和な印象になるものが多いです。お仕事でこの色味が許されるなら、一度は試して頂きたいです。

コットンフランネル。

ネルシャツの生地ですね。起毛感があり、仕上がりの9月以降に秋から冬にかけてのシーズン活躍する生地感です。特徴的な柄も多いですが、オーダーシャツで体に合わせてピッタリ着ることでカジュアルな柄を上品に見せることが出来ます。イチオシは右側のグレンチェック風の2枚。

デニム生地。

デニム好きにはいわずもがな、インディゴ染めの生地です。デニム生地はロープ染色と呼ばれ、糸の芯の部分までは染め切らず、糸の外側部分を染める手法で染色を行い織り上げられた生地です。着用の摩擦や洗濯などによって、外側の染料が剝がれていくことで独特の色落ちがあらわれます。そもそもデニムパンツのイメージが強いのでカジュアルなジャケットスタイルにおすすめです。

 

個人的には、デニムの経年変化がとても好きです。通常生地の色落ちは製品としての欠陥でしかありませんが、デニム生地に関しては色合いの経年変化として風合いの経年変化を楽しめるからです。シャツは消耗品ではありますが着ていく中で「アジ」が出てくる、とても素敵な生地です。

そして最後に、7th店お勧めの襟型「タブカラー」のご紹介です。

タブカラーとは襟羽根の間に釦止めするタブを設けることでノット(ネクタイの結び目)を持ち上げ、Vゾーンをより立体的に演出してくれる襟型です。

こちらはラウンドタイプ。剣先が尖ったタイプと比べ柔らかい印象になります。

スタッフ内山のコーディネートです。

定番の紺無地スーツに、紺のニットタイ。サマーシーズンのお手本とも言える着こなしですがインナーのシャツにマイクロチェックのタブカラーを組み込むことで、シンプルながらワンランク上のコーディネートになっております。皆様もぜひ、普段のビジネススタイルの参考にされてみてはいかがでしょうか。

 

スタッフ一同、皆様のご来店をお待ちしております。

宮坂

オーダーシャツフェア

6/30(金)~7/17(月)

※シャツフェア開催期間中、通常よりも混雑することが予想されます。

場合によって、ご注文までにお待ちいただく可能性が御座いますので

あらかじめご了承お願いいたします。


銀座7thのゆったりとお寛ぎいただける空間でお買い物をお楽しみくださいませ。

また、麻布テーラーからフェアなどお得な情報をメールでお届けしています。 是非ご登録くださいませ。

合わせて読みたい記事

オーダーシャツFair⑥

今日のせぶんす君 番外編 #55

ノーネクタイにオススメの襟型