London diary-1
ハロー!只今、ロンドンです。
昨年はエリザベス女王の即位60周年ダイヤモンドジュビリーやオリンピック開催に沸いたロンドンですが、観光客であふれていた街も静けさを取り戻すかと思いきや、変わらず沢山の人でにぎわっています。
しかし、16日朝にロンドン中心部のテムズ川右岸にある地下鉄ボクスホール駅付近で、ヘリコプターが墜落、炎上したというニュースが入りました。我々は早朝からLeedsに行っていたので、幸いにもまきこまれることはありませんでした(汗)。
このLeedsは、毛織物の産地として名高いヨークシャーの一角でハダースフィールドからも程近い距離にあります。ここに来た目的は、来年のオーダーコートフェアのためのスペシャルファブリックを仕込むためです。
まずは、昨年も来た「Abraham Moon & Sons」です。
英国のリーズ北部に1837年に創業され、染色製織から整理までの工程を一つの敷地内において行っており、
クォリティの高い英国製品の供給を今でも続けております。
このようなメーカーは非常に少なく、一貫生産は安定したクオリティコントロールもさることながら、コストパフォーマンスとう利点があります。といこうとで、世界の有名ブランドも多数使用しています。
昨年来たときは、時間がなく工場を見学することも出来ませんでしたが、今回は全工程を見学させていただきました。
そして、麻布スペシャル別注も無事にオーダー完了。
もちろん、今年完売したマフラーも新たにサンプリングしていますよ。
その後、車で約40分走りMINOVA社へ。
ミノバのルーツとなるブランドは、イギリス北部にあるヨークシャー州で創業していたのですが、御幸毛織が現地法人としてミノバ社を設立したのが始まりだと聞いています。
世界有数のミル(生地を自社で製造している毛織物工場)ということで、○○○や○○○など誰もが知っている生地を多数生産中でした。