名案TUSTING(タスティング)

時間が足りない。仕事においては個人主義思考が薄い私は、チーム戦、すなわち仲間と共に仕事を進める。この仕事は○○くん、この仕事は○○さん、というように私よりもその分野にて能力の高いだろうと予測できる仲間(お取引先様も含む)に依頼するパターンだ。そのようにして、強引に隙間時間をつくり自分が本来しなくてはならない仕事をこなし、バランスを保ってきた。しかし、ここに来て完全にバランスが崩れている。理由は明確。仲間も時間が足りないからだ。昨晩HQチームだけ残業していて、その解決策を見つけた。それは、札幌合宿!!!温泉のある僻地へ逃亡して集中して仕事をする出張です。麻布テーラー本部長の「名案」でした。早速、みんなで逃亡しましょう(笑)。

さて、「名案」といえばTUSTING(タスティング)と麻布テーラーがコラボレートしたバッグが、今シーズンも入荷いたしました。昨年の6月にイギリスのTUSTING社に行って、別注したバッグがようやく完成したのであります。

TUSTINGの不動の人気デザインであるキンボルトン。それをベースにサイズを少し大きくして、ハンドルを肩にかけることの出来る長さに変更した「ジャームス」というモデルに着目しました。麻布テーラーは、軽さと高級感を追求して、高級英国靴のインナーで使用するTUSTING代名詞シューレザーと最上級のカーフレザーであるアトランテックレザーのコンビネーションに別注。もちろん、ビジネスマンには嬉しい間口のファスナーや内ポケットを充実させるなど、機能面も配慮しております。同素材のクラッチバッグとの2デザインでの発売です。

ビジネストートバッグ¥52,500 / クラッチバッグ¥33,600

(ブラック/ブラウン/ネイビー)

※クラッチバッグのみ2月27日頃の店頭入荷となります。

他のセレクトショップさんは、私のようにわざわざ現地まで足を運び別注依頼をあまりしないようです。日本でサプライヤーを通して出来る仕事ですから当然です。私がこのように手間のかかる選択するのには理由があります。

【①現地でしか見ることの出来ない素材がある】


【②現地でしか見ることの出来ないサンプルがある】


【③現地でしか出来ないサンプリングをその場でしてもらえる】

結果として、お客様に喜んでいただけるデザインや機能面での「名案」が生まれるのです。いや、生まれやすいのかな??本来は日本のサプライヤーがすることを、小売店の立場である私が間を抜かして直接仕事をしてしまうことは、ルール違反だと思われるかも知れません。でも、いつも快くアテンドしていただくBLBGの皆様はじめウイリアム社長には大変感謝しております。

しかし、私もプレスの松永くんも顔が真っ黒です(驚)。この時は、シチリアからイギリス入りしていました。キミ達は出張で行っているのだよね??でも、またシチリア行きたいなぁ。。。そうだ、今年の6月の欧州出張もシチリア経由しましょう!麻布テーラー本部長!これ「名案」だと思いませんか(笑)。

【TUSTING】タスティングは、135年の長きにわたり、英国を代表する名門タンナーとしてエドワード・グリーン、ジョン ロブ、チャーチ、クロケット&ジョーンズといった一流シューメーカーなどに皮革を供給。1990年にバッグブランドとして新たな一歩を踏み出し、アストンマーティン社のオフィシャルバッグやトライアンフ社のサドルバッグなども手がけています。

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