新たな仲間EDWIN

先日、久しぶりに同僚とガッツリ呑みに行きました。現在に至る麻布テーラーの立役者のひとりで、今は同社の新鋭ブランドの指揮をとるY先輩。そして、Y先輩の下で営業リーダーをしている永遠の新入社員？N先輩。さらに敏腕美人広報のK先輩。そして私Kです。Y・Y・K・K？？某ファスナーブランドみたいですが、昔からとても仲良くしていただいているスペシャルな同僚、いや大切な「仲間」です。昔は全員、本社勤務をしていましたが、現在はみんなバラバラで、なかなか顔をそろえることもなくなりました。それで、ミーティング後に軽く一杯と企んでいました。しかし、その情報をいち早くキャッチしたS大先輩（失礼しました）、いやS社長もご一緒していただくことになり、S・Y・Y・K・K？？と何だか良く分からなくなり、軽くからガッツリに変わった次第です(笑)。でも、何だか最高に気分の良い、ポジティブになれた楽しいひとときでした。

ものすごい内輪ネタからスタートしてしまいスミマセン。

さて、「仲間」といえば麻布テーラーが、今シーズンより新しく取り扱う「仲間」があります。それは、｢EDWIN（エドウィン）｣です。私がいまさら説明することのない、超ビッグジーンズブランドであります。このプロジェクトは約1年前からスタートしました。私も超ビッグジーンズブランドであるEDWINにスペシャルなジーンズを作っていただけるなんて、夢にも思いませんでした。ちょっとしたご縁があり、とんとん拍子で話しが進み、ようやく店頭にて発売出来た次第です。EDWINさんのジーンズに対する熱い想い、そして良いジーンズを作ろうという姿勢は、私も大変勉強になりました。

肝心のモノは、ジーンズ先生の山下くんがブログにて熱く語っておりますので、そちらをご覧ください▶▶CLICK

しかし、私のような団塊ジュニア世代は、ジーンズといえば「リーバイス501」という方が多いのではないでしょうか。私は何を隠そう、高校から大学時代はリーバイスを代表するビンテージジーンズに大枚をたたきコレクションもしていたほどのジーンズマニア(ビンテージ古着マニアでもある)でありました。今にして思えば、モノ追求というよりお洒落イメージ先行のブーム感に乗った感もあります(笑)。

その後、このような仕事をするようになり、ヨーロッパをはじめとする海外へ毎年足を運ぶようになり、ジーンズの考え方にも変化が生まれました。それは、ジーンズはジーンズであり、ジーンズもファッションであり、ファッションは進化するものであり、ファッションはライフスタイルであるということ。つまり、現代におけるジーンズはファッションであり、タウンスタイルとしてワーク系に着こなす人もいれば、ビジネススタイルとしてジャケットに合わせる人もいる。また、タキシードにあわせてフォーマルに着こなす人もいるなど、ジーンズにおける概念に正解はないという考え方に変わりました。

う～ん。。。私にしては難しい話しになってきましたが、いつものペースに戻します。

さて、今回のEDWINコラボレートモデルに関しては大満足な仕上がりです。最初に私が注目したEDWINはSEN(セン)という海外輸出モデルでした。PITTIなどの海外見本市や、海外の有名セレクトショップやデパートで多く展開していた記憶があったので、あまりジャパンブランドいうイメージが無かったこともあったかも知れません。なにせ、イメージ先行型人間なので(笑)。それをベースにテーラードジャケットにも合うドレスジーンズを作りたいというリクエストを出しました。私が決めたのはそれだけです。プロダクトに関しては、未だにジーンズマニアから脱することの出来ない山下くんが、何度もサンプリングをやり直し、ようやく完成したドレスジーンズです。HQに入っての初めての大きな仕事を見事にやり遂げました。その山下くんへのお祝いという言い訳を自分自身と妻に言い聞かせ、AZABU THE CUSTOM SHIRT表参道店へ先日、買い物に行きました。私の試着の模様は、こんな感じです。

なかなか良いシルエットですね！EDWINのSENは、ロンドンのSelfridges/セルフリッジズ(ハロッズに次いで英国で2番目に大きな高級百貨店)とLiberty/リバティ(リバティ・プリント、リバティ・ファブリックと呼ばれる独自ブランドの生地で有名な高級百貨店)で￡150ぐらいだった記憶があります。それと同様の仕立てで、1ウォッシュ ￥13,650と色落ち￥15,750という価格も価値があるではないでしょうか。

という訳で、皆さんも私と同じR&BLUES ×EDWINドレスジーンズ「仲間」になりませんか？各色の限定数は300本。正確には私と山下くんのマイナス分を考慮すると298本。ですから、約598人の「仲間」を大募集しております(笑)。