麻布別注ASPESI

ピッティウォモが終わり、現在は海外ブランドを取り扱っている日本のサプライヤーの展示会が真最中です。そんな理由から、今月は会議や研修などを除けば、オフィスにはほとんどいません。更に、本日から竹本先輩がミラノ・ウニカなどのヨーロッパ素材展に出発したので、我々の部署は静まりかえっていることでしょう。。。いや、かえって若手がノビノビとイキイキと仕事をしているか(笑)。

さて、話しを元に戻しますが、私が行っている展示会とはこんな感じであります。

皆さんが良く知るピッティウォモなどの見本市は、どちらかというとトレンドリサーチや新ブランドの発掘をする場として利用するバイヤーが多く、著名ブランドの場合は、このように日本の展示会でオーダーを入れるケースが一般的です。もちろん、海外の見本市でしかオーダーが出来ないブランドも多数あるので、一概には言えません。

そんな展示会で、私のワガママを聞いていただき、麻布テーラー別注として誕生する商品がいくつかあります。今回は、その第一弾のご紹介です。

ASPESI×azabu tailor M65


¥45,000+Tax ネイビー・オリーヴ・ベージュ XXS・XS・S・M・L

昨年、麻布テーラーがASPESIにカラー別注したスーツに羽織れる大人度の高いM65モデル、Toronto Desafinado(トロント・デサフィナード)は、発売後すぐに完売しました。1960年にカナダ軍に採用されたフィールドジャケットを基にデザインされたこのモデルは、撥水性のある薄手のナイロンで小さくたたんで付属のポーチに収納も可能な上、スーツの上から着用しても着丈がちょうど隠れるので、ビジネス使いが出来るM65として好評でした。今シーズンは、それを更に使いやすくサイズ別注を敢行しました。今までは海外企画サイズのため袖丈が長い上、袖口の構造上、袖丈を詰める修理が出来なかったので、泣く泣く諦めていたお客様が非常に多く見られました。そこで、袖丈を通常よりも5㎝短くリクエスト。麻布テーラーだけの日本人サイズASPESIが完成した次第であります!更に、お客様のリクエストが多かったXXSサイズも展開しますので、よりフィット感を好まれる方にも対応できると思います。

肝心のデリバリーは??毎回、デリバリーが遅いこのブランドでありますが、今回は近日中に店頭に納品できると情報が入りました。取扱い店舗は、以下の7店舗(SQUARE二子玉川 / SQUARE梅田 / SQUARE福岡 / &B 札幌 / &B銀座six / &B新宿South / &B名古屋)です。昨年、完売で買えなかったお客様、サイズが合わなくて諦めていたお客様は、早めのご予約をお勧めいたします!

最後に、個人的に気になっていることをひとつ。今回ご紹介したこのようなアウターを一般的にはスプリングコートやスプリングアウターなどと呼びますよね?でも、実際は春だけではなく秋や冬も着用します。真夏と真冬以外は、年間を通して着用できるのに何故呼び名がスプリングコートなの??個人的にはオールシーズンコートとか10マンスコートとか呼んで欲しいのです。暖冬の日本では、真冬しか着用しないダウンアウターのほうが短い期間しか着ないと思うのですが、スプリングコートは日本では中々根付かない。。。そのように考えると、とても費用対効果の高い商品だと思いませんか?日本で根付かない理由は、ネーミングが悪いからだと思うのは、私だけでしょうか(苦笑)。

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