お詫び(汗)。

いよいよGWに突入しました。今年は最長でなんと11連休、最短でも4連休というなんとも難しい日並びです。もちろん、私は11連休!とはいきませんが、4連休はしようと思います。そのGWスタートは汗ばむ陽気でしたが、沢山のお客様に麻布テーラーにご来店いただきました。有難うございました!

さて、汗ばむのは陽気だけなら良いのですが、「冷や汗」というものがあります。先日のブログでご紹介した現在発売中の「MEN’S CLUB 6月号」で、嬉しいのに冷や汗をかくページがありました。

麻布テーラーがプロデュースするセレクトショップ「R&BLUES」オリジナルデニムをご紹介いただいたページです。

まずは嬉しい内容です。R&BLUES初のオリジナルジーンズが完成しました。世界に名だたるデニム生地メーカーである「カイハラ」にリクエストしたセルビッチデニムは、一般的な糸の染色方法とは異なり、硫化染料とインディゴ染料を混ぜて染色してより深い色合いを出しました。更に、通常のセルビッチ生地は粗野感が有りますが、シルケット加工という光沢感と柔らかい風合いが出る加工を施している為、高級感と柔らかさを兼ね備えた仕上がりとなっています。デザインは、世界的に有名なラグジュアリーブランドを手掛けていた日本人デザイナー井出氏(現在はリデアルのデザイナー)に依頼して、脚のラインを美しく見せる絶妙なテーパードシルエットに仕上げた究極のテーラードジーンズです。

そのR&BLUESジーンズのファーストモデル名は「MLT01」。Mはテーラードジーンズ発祥の地Milan、Lはジーンズが誕生したアメリカ、そしてハリウッドスターによりジーンズがファション化されたLos Angeles、Tは世界屈指のデニム生地を生産する日本、そして様々なライフスタイルが集結するTokyo、この3都市の頭文字を取りました。要するにテーラードジャケットにも合う、Tシャツにも合う、本物がプロダクトしたハイブリットジーンズを意味します。

このR&BLUES初のオリジナルジーンズは、昨年の麻布テーラー展示会でお披露目してから、様々なファション誌から掲載依頼をいただきました。しかし「MEN’S CLUB 6月号」を見ると、なんと「5月下旬発売予定」と書いているではありませんか?!これこそが「冷や汗」の真相です。

本当に申し訳ありません。当初予定では遅くとも今頃には店頭発売だったのですが、私も初めてのオリジナルジーンズのプロダクトということもあり、自分が納得のするジーンズを作りたくて何度も試作をやり直した結果、本生産までの時間がかかりすぎました。すべて私の責任であります(汗)。

しかも、最終までコダワリすぎた結果として、当初予定よりもコストが上がってしまいました。でも、昨年の麻布テーラー展示会で提案していたプライスに少しでも近づけようと、ワンウォッシュがなんと¥14,000+税、ナチュラルユーズドがなんと¥17,000+税という価値あるプライスにしてしまいました (汗)。

さらに追い打ちをかけて、同じく現在発売中「safari 6月号」でのR&BLUESオリジナルジーンズ記事は、2ページもあるので「冷や汗」どころではありません(苦笑)。

この場をお借りしまして、お客様、メディアの皆様、店頭スタッフの皆様お詫びいたします。麻布テーラー全店にてご予約は承っております。よろしくお願いしたします。

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