日本初上陸のネクタイが麻布テーラーに初上陸。

空がない星はない。紳士服で例えるならば、空(BLU)がスーツとシャツで星(STELLA)はネクタイ。イタリア語でいう青い星を意味するSTELLA BLUをBLU STELLAにした理由は、ネクタイがあってのスーツとシャツではないという思想から誕生した。BLU STELLAが生まれたイタリアの伊達男達は、コーディネーションするスーツとシャツがあってネクタイを選ぶ。紺碧の空から星が浮かび上がるかのように、スーツとシャツに馴染みながらも個性を発揮するネクタイです。

突然、格好つけた詩のような文章からスタートしましたが、これは日本に初上陸したイタリアの新生ネクタイブランド「BLU STELLA(ブルーステラ)」のコンセプトです。このブランドを麻布テーラーでいち早く展開することにしました。

展開を決めた理由は、プリントに特化したネクタイブランドというユニークなアプローチに惹かれました。今シーズンは、ウールのプリント柄しかコレクションがないという、ネクタイブランドには珍しくトレンドに真っ向勝負している姿勢にヤラレました (笑)。

もちろん、モノは本物。特にこのブランドの代名詞であるペイズリー柄が豊富で、一般的な平織のプリントだけではなく、ジャガード織にプリントした一見するとプリントに見えない生地も展開しています。生地はイタリアのシルクの産地であるコモで生産されナポリで縫製された純イタリア製。それでいて価格は¥12,000+税というイタリア製では貴重な価格も魅力だと思います。また、ネクタイの裏の小剣通しのループには星マークがアイコン的に織り込まれているのもイタリアらしくて洒落ています。

起毛素材のフランネルやツィードなどのスーツがトレンドの昨今、ネクタイもスーツに馴染むウールプリントは一本あると便利です。もちろん、カジュアルなジャケットやローゲージのニットカーディガンと合わせても洒脱です。

早速、最旬のモダン・クラシックスタイルを提唱する「MEN’S EX 11月号」にもこの新鋭プリントネクタイブランド「BLU STELLA(ブルーステラ)」を紹介していました。さすがトレンド情報が早いです!

以上、博多よりお届けしました。骨折しているのに出張。禁酒していたのに解禁。そして博多の夜のシメは禁断のコレです(汗)。

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