スゴイ反響です!SEIKO BRIGHTZ × azabu tailor

スゴイ反響です!セイコーウオッチさんと一緒に時計を作りました!!現在発売中の「MEN’S CLUB12月号」でも4ページに渡り紹介しています!!!

本日は、その真相を余すことなくお伝えしようと思います!!!!

まず、経緯からお話しします。我々が勤務する麻布テーラーの本部に一本の電話が入りました。コラボレートモデルを一緒に作り発売したいという、セイコーウオッチさんからの飛び込み電話です。世界のセイコーウオッチさんが飛び込み電話とは驚きですが、本部長が直ぐに対応、そして直ぐに会議、そして直ぐにプロジェクトがスタートしました。

しかし、コラボレートというと最近は様々な形態があります。ちなみに時計で多いのが、ライセンスというブランド名を使う権利だけを購入して、自社企画生産の商品にブランド名をつけて販売される商品があります。ちなみに、今回のコラボレートはこれではありません。生々しい話しで恐縮ですが、時計が売れても麻布テーラーにはお金が入りません。

では、なぜコラボレートを我々の社長と副社長が承諾したのか?たぶん、面白そうだったからでしょう。そんな会社です(笑)。

しかし、麻布テーラーコラボレートモデルといっても、我々はデザイナーズブランドではなく小売店なので、私が麻布テーラーのクリエーティブディレクターとして、初めての腕時計の監修をさせていただくことになりました。当たり前ですが、上月剛とのコレボレートではないので、麻布テーラーのフィロソフィーを反映させることが一番の仕事になる訳です。でも、すごく面白かったです。そんな会社です(笑)。

ここからは、真面目にモノのお話しです。セイコーさんからは、大人の男性に向けた新感覚のスタンダードウォッチシリーズの「セイコー ブライツ」を、こだわりのある麻布テーラーのお客様に向けて作りたいという依頼でした。そこで、プロダクトテーマを「お客様のライフスタイルに合わせたモデルを作ること」にしました。

麻布テーラーは「お客様の個性や流儀を尊重する」ということを大切にしています。流行のビジネススタイルやタウンスタイルをご提案はしますが、最終はお客様のライフスタイルに合わせた洋服をご提供が出来るようになりたいという想いです。自分のスタイルや自分流儀を作っていく人こそ、我々が応援する頑張るビジネスマンやプロフェッショナルな方々であると考えています。その考えが根底にあり、「お客様のライフスタイルに合わせて洋服と同じように腕時計も装うことが出来ないか?」というコンセプトが出来上がりました。

その結果として、麻布テーラーの仕立服のように、お客様にライフスタイルに合わせて「クラシック」「スタイリッシュ」「エレガント」というデザインの3つの選択肢、さらに「ビジネス&フォーマルシーン」「ビジネス&カジュアルシーン」「タウン&カジュアルシーン」を想定した3種類のバンドも付属することで、1つの腕時計でも「その日の自分のスタイル」にマッチできるというアイディアが誕生したのです。

「クラシック」SDGM005 120,000円+税 限定数量:500本

「スタイリッシュ」SDGM007 120,000円+税 限定数量:500本

「エレガント」SDGM008 120,000円+税 限定数量:500本

バンドの色や素材をそれぞれに選んだ理由は、文字盤との調和は勿論のこと、合わせる洋服との調和を一番に考えました。例えば、ブラックのシューズにはブラックのベルトまでは考えますが、腕時計のバンドカラーを合わせることは意外と忘れがちです。そんな洋服との調和もテーマに掲げて監修しました。ちなみに「MEN’S CLUB12月号」では、このような私のコメントも掲載してあります。

商品の詳しいスペックは、コチラをご覧ください。自動巻きの本格スペックなので、残念ながら、麻布テーラーではメンテナンスを含めたアフターフォローが難しいという理由で、店頭販売はしません。来月を目途に、麻布テーラー全店で一本だけですが展示をする予定です。麻布テーラーのお客様には、お近くの時計販売店はご紹介させていただきます。

最後に、私は洋服屋であり、時計は好きですが時計のプロではありません。このような素人目線のアイディアを具現化していただいたセイコーさんの皆様にこの場を借りてお礼を申します。大変、勉強になりました。そして、時計がますます好きになりました。

ここだけの話し、何が一番大変だったかというと。。。弊社の社長がファションはもちろん時計にもうるさいので、社内アプローバルが大変でした。そんな会社です(笑)。

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