TSUYOSHI’S EYEピッティ版。#4

例年ならば本日、ロンドンからパリに移動するのですが、今回はパリ治安悪化による会社のコンプライアンスで出発3日前にキャンセルしました。私は早く帰国できるので嬉しいのですが、研修組はパリを楽しみにしていたようでとても残念がっていました。

それでも、仕事帰りのノーザンプトンで靴を持ちきれないほど買ったり。。。

本場のパブで乾杯をしたり。。。

ロンドンは安全なので私はアテンドもしないのですが、足を棒にしながら市内観光を楽しんでいたようです(笑)。

そんなロンドンでは、このような紳士を普通に見かけます。チャコールグレーのバンカーストライプのスーツにチェスターフィールドコート。写真では見えませんが、コートのライニングはレッド!そしてホーズ(靴下)もレッド!一見すると普通の着こなしですが、見えないところで個性を出すような(控えめな表現)「アンダーステイトメント」の精神が英国紳士には息づいています。

ファッションも個性を主張するものだというイタリア紳士とは真逆ですが、ファションマガジンでは視覚で分かりやすいイタリア紳士をクローズアップされがちです。頑張るビジネスマンを応援する麻布テーラーは、仕立服発祥のサヴィルロウの精神を受け継ぎ、英国紳士のように品格を保ちながらお客様の個性を引き出せるようなスタイルをご提案できるショップを目指しております。そのご提案の引き出しとしては、やはりトレンドに敏感のイタリアの感性も外せません。

ピッティウオモでコートのトレンドを見ると、スポーティなナイロンダウン系は落ち着きを見せ、ネイビーやキャメルなどのカラーを使ったテーラードデザインのコートを提案しているブランドが多くみられました。

そんな、イタリアの感性とイギリスの品格、さらに麻布テーラーのフィルターを通して、ピッティでスペシャルなオーダーコートのイベントを仕込みました。ミラノで話題の有名セレクトショップからデパートになった「The BRIAN&BARRY BUILDING」や有名なセレクトショップ「Eral55」でもいち早く取り上げた新鋭ブランドとの世界初の試みが麻布テーラーで実現内定!皆さま、来年の秋をお楽しみに!!

最後に私のピッティウオモでの「アンダーステイトメント」です。実は脱ぐとスゴイ(笑)。写真では見えませんが、前述の英国紳士同様にソックスもアクセントカラーに使用したマスタードイエローです。脱がないと誰にも分からない自己満足ですが、試着も多い仕事だけに狙いもあります。これこそ、イタリアの感性とイギリスの品格、さらに麻布テーラーのフィルターを通したスタイル?!実は下着も??本日のオチは、TSUYOSHI’Sスタイルでした。ちょい社長に似てきたか(苦笑)。

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