シャツ生地のキング。

プレス展示会の準備もほぼ完了したので、先週末に家族で劇団四季のミュージカル「ライオンキング」を見に行きました。日本での公演回数が1万回という空前の記録を達成した理由は、見れば直ぐに理解できました。私同様に、子供連れで観劇に来ている人が多いようでしたが、途中から子供そっちのけで私自身が感動していました(汗)。ちなみに、ライオンキングにちなんで、パリで購入した「VANS」のKENZOバージョンを軸にイエローをアクセントカラーに使用した洋服で挑みました。会場で待ち合わせしていた妻と子供達が引いていたのは想像どおり、洋服屋は困ります(笑)。

さて、キングといえば、ビジネスマンにとって最も馴染みのあるドレスシャツ、そのシャツ生地のキングブランドと麻布テーラーがコラボレートしているのはご存知ですか?

「THOMAS MASON×azabu tailor」

~シャツ生地起源ブランドとのコラボレート~

1796年に英国にて創業したシャツ生地の起源とされる紡績企業「トーマスメイソン」。そのクォリティの高さは1850年代ヴィクトリア朝時代の英国王室をはじめとする上流社会に広まり、紳士服のエレガンスとして確固たる地位を築きあげ、ロイヤルワラント(英国王室御用達)の称号を授かるようになりました。シャツ生地起源ブランド、トーマスメイソンと麻布テーラーとのコラボレートコレクションは、世界屈指のエジプト産超長綿を使用した糸を、高密度に打ち込んだ肌触りとコシに優れた紛れもなく世界最高品質と言えます。

「ALBINI×azabu tailor」

~イタリア老舗ブランドとのコラボレート~

1876年創業のイタリア老舗ブランド。イタリア3大生地メーカー(アルビニ、モンティ、オルトリーナ)の1つで、世界のトップブランドであるトーマスメイソンも傘下に抱える巨大ブランド。最新の技術を駆使し、伝統と現代の価値の結合を目指しています。イタリア老舗ブランド、アルビニと麻布テーラーのコレボレートコレクションは、高級番手独特の滑らかな肌触りとともにドライで爽快な着心地をもたらすイギリスの伝統と風格を受け継ぐ最高級生地、そして発色の良いファンシーな色柄が特徴です。

ちなみに、個人的な趣味は独特な個性を持つ「トーマスメイソン」。プレス展示会でも、「トーマスメイソン」の生地でオーダーしたお気に入りのシャツで挑みます!もちろん、私の格好だけキングを目指すだけではなく、麻布テーラーが洋服屋のキングになれるように仕事も頑張るのは言うまでもありません(笑)。

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