ASPESI×麻布 スーツ専用ドレスM-43

イタリアから帰国したばかりですが、今週はモーダ・イタリア展とシューズ・フロム・イタリー展へ。イタリアはお腹いっぱい感が抜けていませんが、ピッティウオモで抜けていた商品を仕込むために、頑張って恵比寿のウェスティンホテルに向かいました(笑)。

バイヤーとプレスを対象とした展示商談会なので、皆さまにはほとんど知られていないかも知れません。モーダ・イタリアはイタリアファッションの総合展示会。シューズ・フロム・イタリーはミラノなど世界の主要国際見本市に先駆けて、新作やプレコレクションを紹介するものです。

今回はイタリア全土からの両展示会をあわせ約180社が出展しているらしいので、規模としてはあまり大きくはありませんが、私のようにピッティで抜けていたオーダーフォローや、日本でしかオーダーできない小売店さんが利用するには便利な展示会です。

ピッティで良く会う顔なじみのイタリアのサプライヤーも多いので、アットホームな感じです。しかし何度も言うようですが、イタリアから帰国したばかりなのに、イタリア人に囲まれるのは少し辛いです(苦笑)。

そして、イタリアといえばイタリアで仕込んだ春夏商品が早くもデリバリーされます。今月からの食べログがメインだった私のブログは、本業の新作商品紹介連打で行きますよ!

ASPESI×azabu tailor

~スーツ専用ドレスM-43~

フィールドジャケットをタウンジャケットとして着ることで定番化したM-65モデルですが、今期はフィールドジャケットの元祖ともいえるM-43に注目が集まっています。ASPESIの最新作であるM-43モデル「VENTO(ベント)」を麻布テーラー仕様に、スーツの着丈と袖丈が隠れる長さにサイズ別注。小さく丸めて収納できるパッカブル仕様、撥水性と防シワ性に富んだナイロンタフタ素材など機能面も充実しています。

価格:¥48,000+税 カラー:ネイビー/カーキ サイズ:XS/S/M/L

昨年のピッティウオモを見てもスプリングアウターを提案しているサプライヤーが非常に多く見られました。特に男の永遠の定番であるミリタリー&ワークなデザインが主流で、M65やモッズコートなどが多いのも傾向です。

カラーはオリーブなどのミリタリーカラーが多いですが、モダンなブルーや春らしいパステルカラーなどで個性を打ち出すブランドも多数見られました。

間違いなく注目のアイテム、スプリングアウター。何度もいうように、スプリングしか着ることが出来ないのは間違い、名前だけです。

私は3~4月、9~11月の5か月間は着用しています。しかも、6月の欧州出張時には必ずトランクに入れるので実質は6か月。ダウンウェアよりもよっぽど費用対効果の高いアイテムだと思います。それでいて、冬コートに比べて価格がリーズナブル、買わない理由が見つかりません。日本のスプリングアウターやスプリングコートというネーミングが悪いとしか思えません。だれか、良いネーミングを考えて欲しいものです(笑)。

合わせて読みたい記事

伊ビンテージファブリックタイ限定400本。

azabu tailor×MEN’S CLUB スペシャルイベント

ビジネスの装いセミナー。