2016スプリングカタログ完成。

先週末は春の陽気に突然変わりビックリしましたね。いよいよ春の訪れ、シーズンが変わると洋服も変わるので、気分までウキウキします。そんな春に向けて、麻布テーラーもウキウキするスプリングカタログが完成しました。限られた製作部数なのですべてのお客様にお渡しすることは出来ませんが、ウェブカタログという便利なものもありますので、是非ご覧ください。その前に、さわりだけお見せしちゃいます。

綿谷画伯に書いてもらったシーズンビジュアルもクールです!

今回はスプリングビジネス、スプリングビジネストラベル、スプリングフォーマルという3つのシーンを想定した麻布流スタイルをご提案します!

勿論、社長自ら執筆しているAZABU ROWという人気コラムもあります。ここでバラしたら社長に怒られるか!?

最後はお約束の「TSUYOSHI’S eye」です。今シーズンのテーマは「Brand new classics」にしました!

最初からのクラシックはあり得ない。

現在、衣料品のみならず全ての分野におけるクラシックと呼ばれるものが誕生した時には、おそらく革新的な存在であったに違いありません。バッハ、ベートーベン、またダヴィンチもその時の人々には革新的な存在でありました。クラシック・ロックというジャンルが始まっても10年以上は経過しました。

日本のクールビズにおいてはどうでしょうか。スタートした当時は革新的に思われていたクールビズは、10年経過した現在でもクラシックという領域にたどり着いているとは到底思えません。つまり、生まれた時は革新であっても本物だけが後にクラシックと呼ばれる存在となり得るのです。

メンズドレスウェアのカジュアル化は進んではいますが、エコに伴うクールビズによって将来のサマークラシックと呼ばれる商品の出現をお客様は待ち望んでいるのではないでしょうか。

麻布テーラーは、昨年エクストラパンツスーツ、ファブリックウォシュを使用したニューサマースーツ、また新しい形のフォーマルウェアを提案した。今一度、2016年の麻布テーラーコレクションが、新たなサマークラシックの始まりと呼ばれる様に「Brand new classics」というテーマを掲げました。

猛暑の中でも涼しいという機能だけではなく、ドレスマインドを大切にする新たなサマークラシックとは何か。我々は、オーダーで最も重要な素材と仕立ての再開発を行うのは勿論、サマースーツの概念も開発しました。

このスプリングカタログでは、クールビズシーズンを前提としたオーダーならではの着回し力と涼しさという機能、それにプラス旬なバイイング商品をミックスした麻布流スプリングクラシックスタイルをご提案します。

今回は春でウキウキしているからではありませんが、私のページ写真に笑顔が採用されていました(笑)。

最後に(笑)といえば、私の「TSUYOSHI’S eye」撮影に同席していた遠藤くんの「TAKAHITO’S eye」予行練習です。お見合い写真ではありません(笑)。いつの日か、麻布テーラーのカタログが彼にバトンタッチされることを心から願っております。

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