今シーズン限りの贅沢な限定芯地。

さて、メンズクラブといえば、現在発売中の7月号にて、かなりマニアックなオーダーネタをご紹介いただいております。

麻布テーラーグループの頂点として展開する「Azabu Tailor Crest」では、新たなテーラリングクォリティの開発に挑戦しています。

総手縫いのビスポークラインにおいて、お客様ごとに最高級芯地を手作りする麻布テーラークレスト。ここだけの話、著名な日本のフルオーダー店といえども、芯地は完成しているものを使用するのが一般的で、芯地までビスポークすることは稀なことなのです。目に見えないパーツにここまでこだわる理由は、仕立て上がり映えと着心地に格段の差が表れるからです。（※芯地とは、衣服の型くずれを防ぎ、シルエットの造形化の補助や素材の堅さ・弾力・張り・ボリュームの補助に用いられている副資材のことです。）

そのビスポークの精神を受け継ぎ、新たにパーソナルオーダーライン専用の芯地を開発いたしました。従来のパーソナルオーダーでは到達し得なかったレベルのスーツ・ジャケットが期間限定でお仕立ていただけます。

私も企画には参加していますが、麻布テーラークレストに籍を置く現代の名工、鈴木誠二氏が監修した特別な芯地です。芯地素材の厚みや柔らかさ、それらの組み合わせまで吟味することで、軽く快適な着心地ながらも立体感のある仕立て上がりを目指しています。年間を通して画一的であった規格品の芯地を根本から見直し、日本の春夏期間に焦点を当て、保形性と柔らかさを両立させた芯地を据えることで清潔感のあるワンランク上のビジネススタイルを追求しています。また、従来はスーツの上衣と同じ仕様であったジャケットの芯地にもバリエーションを持たせ、春夏生地の素材特性を存分に活かした安定性のある仕立て上がりを実現しています。

フルオーダースーツは20万円を超えますが、パーソナルオーダーなら約9万円からお作りいただけます。今シーズン限りの贅沢な限定芯地。ぜひ、麻布テーラークレストで頂点をご体感くださいませ。