重要会議にはルイジボレッリ??

重要会議にはルイジボレッリ??

 

今週は、会議週間でした。一応、会社の管理部門の一員なので、社内会議も重要な仕事でもあります。会議が好きという人はあまり聞いたことはありませんが、私も正直好きではありません(苦笑)。まぁ、会議で怒られることはあっても褒められることはありませんからね~。でも、こういう区切りがないと、改めて考えたり修正したりする時間を取らずに過ぎていくので、会議はポジティブに挑んでおります!

さて、考えるといえば、毎シーズン頭を悩ますのが麻布テーラーの新企画です。現在、好評開催中の「LUIGI BORRELLI POP-UP」と「WILD LIFE TAILOR×azabu tailor TRAVELERS SET UP SUIT」も今までの麻布テーラーでは考えもしなかった企画です。ブランド商品のオーダー受注会や小売りブランド同士のカプセルコレクションのオーダー受注会など、我々は小売業として結構柔軟なスタンスです。社長や副社長も楽しければいいじゃない!というスタンスなので、その点は私も非常にやりやすいです。会議もそのスタンスでしていただけると助かるのですが(笑)。

もちろん、この両企画は私が監修をしています。「WILD LIFE TAILOR×azabu tailor TRAVELERS SET UP SUIT」は遠藤くんが張り切って紹介してくれているので、私は「LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)」についてお話ししたいと思います。

私のボレッリといえば、「LUCIANO(ルチアーノ)」です。世界で最も美しいセミワイドカラーといわれるルチアーノ、襟型が代名詞になるブランドはボレッリだけです。私自身もこのルチアーノに魅了された一人で、過去には麻布ザクラシックテーラー(現・麻布テーラークレスト)用にバイイングもしていました。もちろん、個人でも多数所有しています。先日、今の気分に合う英国調の柄のみクローゼットの奥から引っ張り出して着てみましたが、襟の大きさや身幅の大きさが今のスーツにはマッチしていませんでした。高額なものだったので処分する勇気もなく、またしまっちゃいました (笑)。

でも、心配ありません!最新のルチアーノは、先代の黄金比を崩すことなく、今の時代に合わせて襟羽根と襟越と前台襟が当時のものよりも短く、低くモディファイされています。

そして、ボディもスリムフィットになりました。当時は日本のセレクトショップでも1サイズボディを小さくする別注対応もしていましたが、ボディサイズと袖丈の長さが日本人には馴染めなかった記憶があります。現在は、肩・胸・ウエスト廻りをコンパクトにしてアームホールも小さめに改良を加えています。袖丈も日本仕様に海外販売のものよりも短めに設定されています。縫製は一貫して既製品でも一部のパーツのハンド縫製にこだわりソフトな着心地を追及しています。

生地は全て英国王室御用達のトーマスメイソンと、世界で最も細い糸を紡ぐことで知られるデビッド・ジョン・アンダーソンだと聞いたことがあります。着心地はこんなこだわりから生まれているのですね。

難点は価格、デイリーなシャツではないかも知れませんが、重要なプレゼンやセレモニーなどここ一番に活躍してくれると思えば、費用対効果もあるのではないでしょうか。今週の重要会議、ボレッリを着ていれば怒られなかったのか?!久々に今のボレッリを週末買いに行きます(笑)。オーダーも選択肢か??

【開催店舗/開催期間】

SQUARE二子玉川店/8/16(火)〜 8/28(日)

SQUARE梅田店/9/2(金)〜 9/11(日)

SQUARE福岡店/9/16(金)〜 9/25(日)

また、LUIGI BORRELLI青山店店長の豊田氏によるス・ミズーラ採寸を各店1日限定で行います。

二子玉川店 8/20(土) 梅田店 9/3(土) 福岡店 9/18(日)

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