コートをあつらえる理由。

コートをあつらえる理由。

現在、好評開催中のオーダーコートフェア。しかし、コートをあつらえること自体、敷居が高いと感じるのは私だけではないと思います。なぜ、シャツやスーツはオーダーしているのに、コートになると突然二の足を踏むのでしょうか?私なりの持論をお話ししたいと思います。

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我々がコートとかオーバー(私の祖父母はオーバーと言っていました)と呼んでいますが、英語ではオーバーコート(Overcoat)と言います。オーバーコートとは、いわゆる外套(がいとう)であり、防寒などのために着る外衣という意味です。余談ですが、英語でジャケット(上着)の事をコート(Coat)、ベストはウェストコート(Waistcoat)と呼びなさいと私が過去に担当していた歴史あるサヴィル・ロウブランドで教育されました。

 

つまり、一番外側に着る防寒具なので、シャツやスーツに比べて当然オーバーサイズになります。サイズがあまり関係しないウエアの代表でもあるのです。しかし、どうでしょう?現代ではコートもサイズは気になりませんか?

 

それはライフスタイルや気候の変化によって、コートをジャケット代わりにシャツやニットの上に着用する、更にはシャツやスーツもより身体にフィットしたコンパクトサイズが主流になったからです。つまり、オーバーコートとはいえ、サイズのジャストフィットが求められる時代になったのです。もちろん、サイズだけではありません。このように、コートも単なる防寒具ではなくなったので、当然アウターとして様々なシーンにマッチするお洒落なデザインも必要になります。

 

麻布テーラーのパーソナルオーダーコート、それはお客様のライフスタイルに合わせた感性(デザイン)とサイズの両面のジャストフィットを追及したものなのです。

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ボス(社長)の影響で、いちいちファッションでもこんな風に頭で考えてしまいます。でも、自分が買い物をする時には、これを着て○○に行きたい!これを着て○○と会いたい?これを着たらモテるかもしれない?という不純な動機のみ(笑)。これもまたボスの影響ですが、これこそが感性であり、それをもジャストフィットさせるのが、麻布テーラーのオーダーコートであります!!

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