様々なものが変わりつつある現代。。。

様々なものが変わりつつある現代。。。

先週は日曜から出張で長崎へ。宿泊は、なぜか?佐賀県の嬉野温泉の大正屋!閑静な純和風の老舗旅館という嬉しい出張。しかし、日曜は母の日でありましたが、私の45回目の誕生日でもありました。。。副社長と取引先のK社長とKさんと4人で一緒に温泉を入りながら45歳を迎えました。。。今年も仕事漬けの良い1年になりそうです(苦笑)。

こんな生活を送っていると、友人だけではなく家族までもバースデーメールで終わることが多くなりました。デジタルとスピードの時代とは言え、幼少の頃の友達を招いてのアナログな誕生日会が懐かしい想い出です。

さて、このように!?様々なものが変わりつつある現代、唯一変わらないとされていたフォーマルウェアの着こなしも、少しずつですが変化しています。本日は、フォーマルウェアをテーマにします。

そもそも、皆さんがよく耳にする「フォーマル」とはどのような定義があるのでしょうか。日本フォーマル協会では、以下のように定義づけられています。「フォーマルとは?

公式の場から社交の場において、人間関係を円滑にするために決められた礼儀作法です。」「フォーマルウェアとは?フォーマルな場において、相手をうやまい、おもいやる心の表現として着分ける衣装のことです。」

フォーマルウェアには、大きく3つのドレスコードに分類されます。1つ目は正礼装。正礼装とは、国と国の間で取り交わされている公式儀礼、国際儀礼に従ったフォーマルウェアのことをいいます。2つ目は準礼装。日本で作られた正礼装に準じたフォーマルウェアのことです。3つ目は略礼装。正礼装、準礼装以外の時間にとらわれないフォーマルウェアのことです。

ここで注意しなければならないのは、日本で広まっているフォーマルウェアにはインターナショナルルールとローカルルールが存在することです。準礼装と略礼装は、日本で生まれた日本だけのフォーマルルールなのです。

こんなエピソードがありました。私の友人がイタリアから日本に初めて来たときに、黒のスーツに黒のネクタイをした黒ずくめの男性の集団に遭遇しました。葬儀・告別式帰りの集団だったのです。日本にはこんなにたくさんのマフィアがいるのか?とびっくりしたといっていました。皆さんの中に海外でお仕事される方もいらっしゃると思いますが、気を付けてください。

そして、我々の業界で有名なエピソードがあります。昼の正礼装、モーニングコート。ウィングカラー(立ち襟)のシャツを着用するのが正式と言われていますが、最新のルールではクレリックシャツをコーディネートしてもいいとされています。ドレスコードがこのように進化したのは、ここ10年くらいのこと。2005年、英国のチャールズ皇太子がカミラ夫人との結婚式に際して、モーニングコートにクレリックシャツを着用しました。これによって、ルールに厳格な英国王室が新しい着こなしにお墨付きを与えることになったのでした。

このような、決められたルールの中で自分のスタイルを見出していくことは、フォーマルウェアにも浸透してきました。クラシックなフォーマルウェアのコーディネーションに敬意を表しながらも、21世紀のフォーマルウェアについて考えたコレクションが「AZABU BLACKS」です。麻布テーラーには日本フォーマル協会が認定するシルバーライセンスを取得したスタッフが、各店舗に在籍。この国際的に通じる正式なフォーマル知識をベースにしながら、サイズはもとよりお客様のマインドにもフィットする現代的なフォーマルスタイルをご提案しています。

海外を飛び回っている私も、弔事にはローカルルールのブラックスーツを着用します。ネクタイもブラックのサテン。その中で、ジャケットをセンターベントにしたり、スラックスの裾をダブルにしたりするなど、少しだけ本来のルール外を取り入れています。ルールを守りながら、相手に不愉快を与えないように自分らしさを出す。麻布テーラーは、フォーマルウェアをご購入いただかなくてもご相談だけでも承っております。ご検討中の方は、是非、麻布テーラーまで!

最後に、出張先の長崎で面白い場所に連れてっていただきました。

小さな養鶏場ですが、テレビでも度々取り上げられている芸能人も愛食する、市場に出回ると1個432円の値がつく卵で有名です。残念ながら予約が多く、少ししか分けてもらえませんでしたが、翌日の朝食は自宅で贅沢な卵かけご飯を味わうことができました!

サラリーマンの出張の醍醐味、それは旅先で出会える美味しい食を堪能できること。様々なものが変わりつつある現代でも唯一変わらないのではないでしょうか()

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