A Variety Of Double Breasteds.

秋の陽はつるべ落としとはよく言ったもので、この時期は日ごとに日の照っている時間が短くなっていくのを感じます。

ちなみにこの日照時間、日本は四季があるので長くなったり短くなったりするのですが、

世界的には、日本の日照時間は総じて平均を下回るそうです。

私が以前住んでいたパリでは、一番日の長い季節には22時を回ってもまだ太陽が燦々と輝いていました。

更に北、スカンジナヴィア半島などは一年のうち2ヶ月ほどは太陽が沈むことがないというのですから、地球の丸さを感じさせますね。

のっけから話が逸れました。

今回はダブルのジャケットに焦点をあてて。

三垣店長のオーダーしたダブル仕立てのシャツジャケット。腰はパッチポケット、短丈のデニムにローファーを合わせ、ダブルの重厚感がほどよく軽減されていますね。四つ釦というところもポイントです。

一方こちらは森田のグレイフランネルのダブルスーツ。グレンチェック柄で今季トレンドの英国調のテイストも織り込み、店長のコーディネートとは一転して、ダブルが本来持つかっちりした雰囲気を前面に出しています。

アップ画。

奇しくも２人ともブルーのシャツにブルーのタイを締めていますが、やはり見た目の印象はずい分違って見えますね。

麻布テーラーではスーツ、ジャケット共に、ダブル仕立ては￥5250のオプション料にて承っております。

やはりシングルに比べて（良くも悪くも）貫禄の出る見た目な為、敬遠される方もいらっしゃいますが、着丈を若干短めにし、ウエストを絞れば問題ありません。

ワードローブに一着、ご興味お持ちの方は是非。

Double Breasted Shirt Jacket Order Price / ￥46,200 [JF93545 Wool62% Cotton38%]

Double Breasted Suit Order Price / ￥65,100 [Darrow Dale 40131 Wool100%]

この時期は何の花粉が飛んでいるのでしょう。年中花粉と闘っている、森田がお届け致しました。