スーツのアレコレ(スラックス裾口について)
ブログをご覧頂きありがとうございます!
今回もシャツフェアは大好評の後に終了いたしました。
秋冬物シーズン本格突入の前にスーツについての小噺をお送りします。
ぜひご一読ください。
今回はスラックスの裾口(シングル、ダブル)について
ご紹介していきます。
スーツ、スラックスお仕立ての際に私どもが必ずお伺いする
項目の一つとして裾口デザインのシングルかダブルのお好みを伺います。
パンツ足元の印象を左右するシングルorダブルですが
ざっくり簡単に区分すると結婚式、弔事を中心とするフォーマルイベントには
シングルの裾口。
普段のお仕事では全く問題ないですし、足元にアクセントを!という方にはダブル裾口。
ダブルは裾が重くなる分、重石となりシルエットがキレイにという効果も…
ただダブル裾口の由来として今は昔、
屋外で雨に降られた際に裾口が濡れないように折り返したのがダブル裾口の
由来とされています(諸説ありますが)
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認識としては…
フォーマルイベント=”屋内”で行うので濡れたりする心配もない=シングル
前述のように屋外で雨に濡れたりする状況が考えられるので裾を折り返す=ダブル
フォーマル=屋内で行うものという前提の為シングルの裾口を推奨します。
ジャケットに付いている腰ポケットの蓋も元々は雨除けであります。
屋外では蓋を外に、屋内では蓋をしまうのがクラシックな着こなしです。
現代では英国チャールズ皇太子はこうした着こなしを貫いておられます。
スーツに関する各パーツの由来を調べてみると意外な由来に驚くこともあるかもしれません!
次回は体に合う洋服 ~ジャケット編~ をお送りいたします。
長谷川
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