インポートバンチのご紹介①【VITALE BARBERIS CANONICO】

インポートバンチのご紹介①【VITALE BARBERIS CANONICO】

「VITALE BARBERIS CANONICO」とは?


1663年創業のヴィターレ・バルベリス・カノニコ社。染色→撚糸→製織→仕上げと言う生地生産に関わる全てを自社で一貫生産を行っています。日本では「カノニコ」の愛称で親しまれているイタリアを代表するミルです。オーダーのご経験のある方だけでなく、スーツを着られる方なら、このロゴを見かけたことがあるのではないでしょうか?

■カノニコ社の工場の様子など

カノニコ社は2013年には「創業350周年」を迎えました。たまたまですが、私も2013年にミラノウニカというイタリアで開催される世界的な生地展にお邪魔していました。その時、カノニコ社のブースでは350周年を記念したイベントが行われており、来場した記念にカノニコ社らしいセンスの良い記念品をいただきました。それがこちらです。

「カノニコ社の生地で作られた手のひらサイズのエレキギター」。創業350周年のテーマが「Rockn」。それに合わせた記念品です。「挑戦的」であり「遊び心」が満載!!

私としては、カノニコ社は数ある生地ブランドの中でも特に「ファッション」を感じるブランドだと思っています。いつでもトレンドをふまえ、カノニコ社らしい答えを出されています。それも、こういった「挑戦的な遊び心」を持ち続けているからかもしれません。

「VITALE BARBERIS CANONICO」バンチブックのご紹介


そんないつまでも「挑戦的な遊び心」を持ったカノニコ社のバンチのご紹介です。

こちらのバンチはカノニコ社の5つのクォリティが入った、一冊でカノニコ社を体感できるバンチです。

■クォリティ

NATURAL STRETCH SUPER120’S RUSTIC TOROPCAL 

WOOL&MOHAIR SUPER110’S(ALL SEASONS)

その中でもカノニコ社らしく「ファッション」を感じる生地を一部ご紹介いたします。

■SUPER120’S→平織りで織られた春夏向けの素材。適度なハリコシを保ちながら柔らかく優しい光沢感が特徴です。セレクトした生地はベースカラーとアクセントカラーの調和が絶妙で、ビジネス向けでありながら「ファッション」を程よく感じさせてくれます。

■RUSTIC TOROPCAL→双糸を使用した平織りで、経糸、緯糸ともに高撚糸を使用しており、ドライタッチでシワになりにくいのが特長がです。セレクトした生地は、「織りの雰囲気」と「柄の雰囲気」がうまくミックスされ、今らしいヴィンテージ感のある雰囲気に仕上がっており、洋服好きが好む夏向け素材では?

今回ご紹介したのは麻布テーラーがご用意する「VITALE BARBERIS CANONICO」のほんの一部です。他にも「VITALE BARBERIS CANONICO」オンリーのバンチブックが4~5冊。ジャケットなどのバンチブックも含めると把握しきれない数がの生地を展開しています。

多種多様な「VITALE BARBERIS CANONICO」をぜひ店頭でご覧になってみてください。このブログを読んでカノニコ社の「ファッション」を感じ取ってもらえましたらうれしい限りです。

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