生地語り 伊国編2

Finest Fabrics for Tailored Garments

スーツをオーダーする際、生地選びは醍醐味の一つです。麻布テーラーでご用意している生地は、日本の有力メーカーとの取組みによる生地の他、イギリスやイタリアなどの一流インポート生地などで、その数は3000種類を超えています。醍醐味とはいえ、これだけの生地があるとどうやって選べば良いのか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで、麻布テーラーで取り扱う生地の特徴を、バンチブック毎にご紹介いたします。今回は、イタリアを中心としたマーチャント(服地卸売商社)とミル(生地生産メーカー)のバンチブックの第2弾をご紹介いたします。

HARRISONS OF EDINBURGH

世界最古と言われるピアチェンツァ家の毛織物の歴史は1600年代にまで遡り、イタリアの高級毛織物産地、ピエモンテ州ビエラ地区にて創業し綿々とその他で歴史を刻んでいます。物作りに対するこだわりの企業DNAを受け継ぐアルチザンとも言われる職人達の手作業と、現代のテクノロジーが融合した工場で製造されるピアチェンツァの技術や知識が織り出す製品には、世界的な定評があり、高級素材のカシミヤは1913年にネパールからピアチェンツァが最初にイタリアに伝えたと言われています。

HOLLAND & SHERRY

1936年に創業したイタリアのビエラ地方の織元メーカーで紡績から機織、染色まで自社で一貫しておこなっている大規模なテキスタイルメーカー。高品質な生地の割に値段が抑えられていることもあり、多くのテーラーに好まれて使われています。生地の特徴としては、イタリア生地らしく軽く滑らかな肌触りと発色の良さ、光沢もあげられ、多くの年代に好まれる人気の高い生地です。

W.Bill

1865年イタリア・ビエラ地区ヴァレモッソにて創業。世界初となるコンパクトな紡績工程を導入する等、技術革新を積極的に取り入れ、生産体制を充実し進化させてきたメーカー。ニュージーランドの自社牧場をはじめとする広大な土地で育った最高級メリノ品種の羊毛を使用し、徹底的に管理された生産工程・完璧な糸を求め続ける探求心が常にトップの品質に保ち続けています。ウールの可能性を追求し続け、常に革新的な生地を作り出す生地は軽く、軟らかい、しかし同時に弾力性・耐久性にも富んだ最高級品です。

SMITH WOOLLENS

1900年イタリアの北部、ビエラ地方で創業された歴史のある紡績メーカーのコレクション。生地を織るのに最適な温度、湿度、水質であるビエラ地区にて、オーストラリアから高級原毛を仕入、製糸し その糸で生地を織り上げています。品質は厳重に管理され、厳選されたウールのみを使用し優れた技術により生産されます。安定した品質と斬新なデザインは、世界の有名ブランドおよびそのデザイナーから非常に高い評価を得ています。

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