個性を仕立てるVゾーン歳時記

「ネクタイはそれを締めている人より、一歩先に部屋に入ってくる」

と言ったのは、サヴィル・ロウに本店を構え、王室御用達ブランドとしても名を馳せたビスポークテーラーHARDY AMIESの創業者サー・ハーディー・エイミス。パーソナルオーダーで心も体もグッと引き締め、信頼を勝ち取るためのスーツが用意できたなら、次はシャツ&ネクタイで自らの個性を磨き上げましょう。なぜなら、Vゾーンはお節介なほど貴方の魅力を語ってくれるから…。対面したお相手に対して貴方が挨拶するよりも先に、貴方のVゾーンは既に会話を始めています。

知性と時代を読む「洞察力」を感じさせるクラシックスタイル
ブルー小紋タイ×ラウンドカラーサックスシャツ×ネイビーストライプスーツ

英国テイストを取り入れることが、スーツスタイルの時流となっています。そこでVゾーンにも、小紋柄のネクタイでほんのり英国の薫りを加えましょう。小紋柄は英国のイメージよろしく、クラシックなニュアンスとともに誠実な印象も与えてくれます。ただ、いくらクラシカルな小紋柄といえども、大柄となるとカジュアルな印象が強くなります。ゆえに、ビジネスユースと考えるとなると小柄を選ぶのが正解なります。そして、小紋柄に合うスーツといえば、やはりストライプ。しかもベースがネイビーとなれば、「知的さ」や「エレガントさ」を演出してくれるとともに、あなたの心の奥にしまい込んだ「信頼感」もグッと引き出してくれることでしょう。また、「スーツスタイルにおける柄物は2つまで」というルールにも則り、シャツは無地にしてスーツとネクタイの柄を効果的に活かすことが得策となります。ネクタイ、スーツ、シャツともにブルー系で統一させることで、2柄を入れても落ち着いた印象を演出でき、爽やかさもグッと際立つことでしょう。この英国調の着こなしは、単に「トレンドを意識した」という軽率なプレーではありません。「時代の波を捉え、自らのオールで漕ぎ進む」といった、気概あるスタイルなのです。つまりは、戦略的に時代の先を読み、諸問題を解決していく男にふさわしいスタイルと言えるでしょう。

Details

ネクタイ生地:「Molinelli」

ダークなブルーをベースに、ジャカードで仕上げの小紋柄のネクタイは「Tessitura Serica Molinelli」社の生地を使用したもの。貴重なアーカイブから選ばれたデザインは、まさにクラシカルで誠実な印象を与えてくれます。白シャツにも抜群の相性です。¥9,000+税

シャツ生地:「CANCLINI(カンクリーニ)」

シャツ生地専業として有名な「カンクリーニ」のALTON PLUSを採用。そのALTON PLUSの中でも最高ランクにあたる超長綿の生地であり、それはかのシーアイランドコットンに次ぐグレードとして位置づけられています。類まれな吸湿性と通気性を持ち、シルクのような光沢感が特徴。襟型もラウンドカラーを選ぶことで、柔らかい印象から懐の深さをも感じさせてくれます。¥14,000+税(オーダー価格)

スーツ生地:「GRAND MARQUIS VINTAGE CLASSICS(グランドマーキーヴィンテージクラシックス)」

国内で、英国ハダースフィールドの伝統的製法を実践する老舗毛織物メーカーによって仕上げられた、本当に価値あるスーツファブリックから仕立てた1着です。日本最高峰の技術で織られているだけあって、光沢に加えハリコシがあり、その回復性も一線を画すものとなっています。¥59,000+税(オーダー価格)こちらのパターンは、クラシコイタリア(https://www.azabutailor.com/order/suit/model/)で仕立てています。

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