快適さや心地よさが求められる昨今、“軽さ”という概念は洋服選びにおいて
ひとつの重要な要素になりつつあります。そしてその潮流は、ドレスクロージングにも
顕著に影響を及ぼすことに。そんな時代に麻布テーラーが
「ゼロ・グラビティ」という最軽量生地バンチを作り、ライトコンフォートという
最軽量仕立てによる、無重力を思わせる軽さのスーツを実現しました。
イタリアトップクラスのテキスタイルメーカーとの取り組みによる世界最軽量クラスの生地をセレクトし編集した生地ブック。近年の夏生地の主流である230gよりもさらに軽い、130~200gの生地が選ばれています。軽さだけでなく上質で落ち着いた風合いを兼ね備えており、見た目もきちんとしております。
軽さのもう一つの秘密はスーツの中身に隠されています。ライトコンフォート仕立てとは、軽い生地を綺麗に仕立てるために、麻布テーラーが軽量な副資材を開発し使用した仕立てです。見えない部分を通常より大幅に軽減することによりグッと軽やかな着心地になりました。
[ライトコンフォート仕立て +¥3,000 + 税]
スーツ本来の構築的な雰囲気と着心地の良さを目指しつつ、さらに軽量化を図るべく、超軽量な肩パットやタレ綿を採用。
毛芯地の緯糸の紡績時、通常よりも繊維間に多量の空気を含ませるこで、ボリューム感を出しつつ、通気性を向上させながらも約40%の軽量化に成功しました。
裏地には、撚りに強弱をつけることで抜群の吸水・速乾性と通気性の良さを備える特殊な糸を使用。これによって、清涼かつ軽くしなやかな着心地に。