麻布テーラーのオーダーとは?①
麻布テーラー銀座3rd店のブログをご覧のみなさま、こんにちは。釋です。
今回のブログでは麻布テーラーのオーダーについてご紹介させていただきます。
第一回目は麻布テーラーのハウスモデルについてです。
麻布テーラーはパターンオーダーという決められたベースのモデルが、
4種類ありその中でお客様の体型に合うものやお好みに合わせてオーダーがいただけます。

麻布テーラーで一番オーダーが多いクラシコイタリアモデル。
イタリアクラシックをベースとしながらイギリスのシルエットも感じられるハイブリッド。
高めの腰位置設計に加えてハイゴージのデザインとなっております。
衿幅は8.5cmで普遍的なシルエットです。
フォーマルからビジネスまで幅広く活躍できます。

こちらのコンチネンタルモデルも人気があります。
クラシコイタリアよりも腰位置は低く設計されており、Vゾーンが深くなっております。
その為、威厳や貫禄といった重厚感のあるシルエットを感じさせます。
タイドアップのスタイルがオススメのモデルではありますが、
カジュアルジャケットの用途でも現代のシティスタイルに溶け込みます。
衿幅は9cmとクラシコイタリアより5mmだけ太くなりますが、
Vゾーンが深いため衿幅は太めの方がバランスも良いです。
当店スタッフの人気が高いのもこちらのモデルでございます。

ジェットクルーズモデルは4モデルの中でも、最も細身の設計になっております。
芯材の使用量も最低限におさえ快適性を高めています。
衿幅も7.5cmの設計で全体的に細くスタイリッシュなモデルでございます。
見方によっては英国スーツのディティールも感じられるデザインです。
カジュアルからビジネスまで幅広く活躍できます。

クラッシーアドバンスモデルは4モデルの中でもモード感の強いモデルです。
最大の特徴はベリードラペルという弧を描いてるラペルにあります。
衿幅は9.5cmと4モデルの中でも一番太い設計です。
ビジネスよりはカジュアルでの着用が相性の良いモデルでございます。
ここまでが麻布テーラーのハウスモデルジャケット4つのご紹介でした。
次はスラックスについて見てみましょう。

麻布テーラーでは3種類のデザインからパンツをお選びできます。
左から、「ノータック」「ワンタック」「ツータック」と右に進むにつれて、
シルエットも太くなっていきます。
パンツのシルエットは一番お好みが現れる部分になってきますが、
昨今では「ワンタック」のオーダーが増えていると私は感じます。
数年前までは細身のシルエットが主流でしたが、現代のスーツスタイルは
「クラシック回帰」という伝統的なシルエットになってきています。
とは言っても完全なるクラシックという訳でもなく飽くまで、
現代に落とし込んだクラシックスタイルというのが私なりの解釈です。
現代のクラシックってなんだろうかという疑問もありますが、
スーツの歴史を辿れば17世紀にスリーピースの原型がイギリスで生まれ、
19世紀に明治時代初期の日本に洋装が入ってきます。
日本に洋装が普及してまだ200年弱といったところでしょうか。
当時を綴った文献や洋装の型紙を拝見すると現代とは全く違う思想と型紙設計であり、
見た目に大きくは違わないですが全くの別物だと感じられます。
当時の写真を見るとジャケットはお尻まで深く隠す着丈の長さに肩パットがしっかりと入った
構築的なシルエットに加えて可動域を広げるための袖の設計や付け方、より立体的に見せる
胸の作りや腰から裾にかけてのカッティングはどれをとっても美しく、どこをみても
意味が込められている工夫がなされていると感じとれます。
現代のクラシックとは、当時のシルエットを踏襲しつつも現代のシティスタイルに
上手く落とし込むことが重要かと感じます。
詳しく綴るととんでもない文章量になってしまいますのでこの辺にしたいところですが、
現代のクラシックという解釈は人それぞれで変わってくるかと思いますが、
これに正解や不正解というのはなく思想だと私は考えています。
なんだか本題からこのまま外れていっちゃいそうなので、
締めくくります。
麻布テーラーでは多種のモデルを取り扱っていますが、
上記の説明書きは飽くまでも印象であります。
一番はお客様に似合う形でお仕立てをするのが良いと考えております。
その為、私たちスタッフはお客様に似合うベストな1着をご提案させていただきます。
次回、第二弾をお待ちください。
それではまた。
azabu tailor / 麻布テーラー 銀座3rd店
〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目3−6 モリタビル 2F 03-3563-9711
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