モヘアとフレスコの違いとは? 涼しい春夏スーツオーダーのポイント

モヘアとフレスコの違いとは? 涼しい春夏スーツオーダーのポイント

もうすぐ気温や湿度が高くなる本格的な夏が到来します。オーダーは出来上がりまでの納期がありますので、スタッフは出来上がりお渡し以降の気候を考えて生地選びのご提案をしています。

これからの暑くなる時期にスーツを快適に着るためには、生地選びがとても大切です。

3月も中旬を過ぎて、最近お問い合わせが多いのは「モヘア」と「フレスコ」。

どちらも涼しいスーツ生地として知られていますが、

・モヘアとはどんな生地なのか?

・フレスコとの違いは何なのか?

・どちらが春夏のビジネススーツに適しているのか?

など実際に麻布テーラー広島店の店舗でお尋ねが多い疑問について、オーダースーツ専門店の視点から

モヘアとフレスコの違いと、春夏スーツを涼しく着るための生地選びのポイントについてご紹介します。

最初に簡単に結論を言うとどちらも春夏向きのスーツ生地ですが、モヘアは素材の名前、フレスコは生地の名前です。

モヘアとは? 春夏スーツに人気の理由

モヘアはアンゴラ山羊の毛を使用した素材のことを指します。ウールにモヘアをブレンドすることで、独特のハリと光沢が生まれ、春夏スーツに適した生地になります。

モヘア混スーツ生地には次のような特徴があります。

・シャリ感のあるドライな肌触り

・通気性が高く蒸れにくい

・シワになりにくい

・上品な光沢がある

特に日本の夏の気温と湿度の高い気候では、モヘア混のスーツは非常に快適に着用できる生地として人気があります。見た目にも清涼感があり、ビジネスシーンだけでなく、結婚式参列やパーティーなど少しドレッシーな場面にも適しています。

フレスコとは?英国を代表する夏生地

Martin Sons&Coのフレスコ生地見本

フレスコは強撚糸(強く撚った糸)を使用した平織りのスーツ生地です。もともと英国Martin&Sonsの登録商標ですが伝統的な夏服地として知られ、通気性と耐久性に優れているのが特徴です。ポーラとも呼ばれ、フレスコは一般的にその代名詞的存在です。

フレスコの主な特徴は次の通りです。

・通気性が高く非常に涼しい

・ドライタッチでベタつかない

・シワに強い

・耐久性が高い

触るとザラっとした独特の質感があり、湿気の多い日本の夏でも快適に着用できます。またフレスコはシワにも強いため、出張が多い方やスーツをハードに着る方にもおすすめの生地です。

例えばこちらの画像は英国William Halsteadの目付310g/mのフレスコ生地で、左の画像の生地を軽く持ち上げたのが右の画像です。310g/mというしっかりしたコシがありながら白い品番シールが透けるほどの生地感です。ハリがあって通気性が高いのも、さもありなんという感じです。

フレスコ生地の実際に透ける生地感の比較

モヘアとフレスコの違い

モヘアとフレスコはどちらも春夏向きの生地ですが特徴には違いがあります。

モヘアは、光沢がありドレッシー、ハリが強くシャープな仕立て上がりで、ビジネスやパーティーにも適しています。

フレスコは通気性、耐久性に優れ、クラシックで落ち着いた雰囲気になります。

 

モヘアとフレスコの特徴の比較

結論 

実用性や耐久性重視のビジネスシーンならフレスコ 見た目の華やかさ、ドレッシーさ重視ならモヘア

涼しい春夏スーツをオーダーするポイント

春夏スーツを快適に着るためには、いくつかのポイントがあります。

まず重要なのが織り方です。通気性の高い平織りの生地は空気が抜けやすく蒸れにくい特徴があります。代表的なのは、フレスコ、トロピカルなど。

素材はモヘアやリネンなど夏らしいものを選ぶと見た目にも爽やかです。

また生地の重さ(目付け)も重要で230~260g/m程度が春夏スーツには適していると言われています。

軽すぎるものはどちらかと言うとお洒落着よりで、シワになりやすいためビジネススーツとしては扱いが難しい面も。

今シーズンおすすめの春夏スーツ生地

麻布テーラー広島店では、今シーズンも春夏向けの生地が豊富に入荷しています。

モヘア生地のおすすめについてはこちらをご覧ください。

【春夏スーツに最適】モヘア混スーツ生地とは?

フレスコ生地では英国生地はもちろん国産生地でもフレスコをご用意しています。

こちらは一冊まるまるフレスコ生地のみというバンチブックです。

麻布テーラーのフレスコ生地専用バンチブック

英国製フレスコのバリエーションも豊富で定番の無地はもちろんこの通り。

麻布テーラー広島店の英国製フレスコ生地の無地のバリエーション

また英国製らしいチェック柄も充実しています。

麻布テーラーの英国製フレスコ生地チェック柄のバリエーション

さらに英国製生地といえばチョークストライプももちろん外せません。

麻布テーラーの英国製フレスコ生地ストライプ柄のバリエーション

以上の画像の英国製フレスコ生地 Sスーツ 仕立て上がり¥121,000~

このほか国産フレスコ生地は¥88,000~

さらにお求めやすくストレッチ性のあるFRESCO COMFORTは¥71,500よりご用意しています。

5月から9月はクールビズでスーツの着用回数は少ないという方も、モヘアやフレスコのダークスーツを1着ご用意いただくと、暑い時期の会合やセレモニーで役にたちます。長年オーダースーツの採寸を担当してきて最近よく聞くのは「温暖化のせいか春も秋も暑いのでやっぱり春夏用のスーツは必要」というお声。上着をなるべく羽織りたくない春夏のスーツ、快適に着用するために気を付けるポイントは何でしょうか?

フレスコ生地の通気性を具体的にわかりやすく見せた画像

春夏スーツ選びは生地選びが重要

春夏スーツを快適に着るにはデザイン以上に生地選びが重要です。モヘアやフレスコといった通気性の高い生地を選ぶことで暑い季節でも快適にスーツを着ることができます。麻布テーラー広島店では、春夏に適したモヘア生地やフレスコ生地を多数、ご用意しております。

これから春夏スーツをご検討の方は、ぜひ一度生地の違いを店頭でご覧になってみてください。

皆様のご来店をお待ちしています。

広島店 金平でした。

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