緊張(きんちょう)の舞台での弛緩(しかん)なジャージー!?

先日は、日経ビジネスオンラインが主催する「Next Working Style Night」にゲスト出演させていただき、トークショーを行いました。服装やツールの活用、OFFタイムの過ごし方が個人のモチベーションを高め、仕事の生産性を高めるという視点から新しいワーク&ライフスタイルを紹介するトークショー&ライブで、意識の高いビジネスリーダーが100名集いました。お相手は、元マイクロソフト業務執行役員で、現在は株式会社クロスリバー代表取締役社長の越川慎司さん、ナビゲーターは横山エリカさんという、テレビにも良く出ている人と何故私なの?!という場違いな経験をさせていただきました(苦笑)。
私の前には、大学在学中に日本初のブリュレフレンチトースト専門店ForuCafeをオープンさせた株式会社フォルスタイル代表取締役の平井幸奈さんのトークショー。私だけ普通のサラリーマンですが、最後は3人で仲良くパチリ!
唯一の救いは、越川さんがファション誌にも度々登場するほどの洋服好きで、共通の知人がいたことや、しかも麻布テーラーの顧客様でもあったことです。そして、会場にいらしたビジネスリーダーの7割が麻布テーラーを知っていただいていたということ。洋服は共通言語です、私に限っては(笑)。
そんなトークショーで私が紹介してどよめきがおきた商品があります。そして、越川さんも買いに行くと言っていただいた商品があります。それは、「ドレスジャージーコレクション」でした。
DRESS JERSEY ORDER SUIT
「待望のドレスジャージースーツが完成」
スーツ着用を前提とした表地は、36ゲージ以上のハイゲージニッティングにより、素材の伸度に加えて回復率の良いものに仕上げ、生地の落ち感(ドレープ性)が生まれることできれいなシルエットを作り出せます。スラックスは、ジャージーの伸縮を最大限に活かしながら、ドレススラックス仕立てにこだわりました。腰裏側に伸縮性のある特性ストレッチ帯芯を使用し、15%以上も伸びるスーパーソフトストレッチ膝裏地を採用などデメリットである形状崩れを抑えるような改良を加えました。軽量半毛芯による胸のボリュームを形成したジャケットに合わせれば、ジャージーには思えないドレッシースーツが完成です。
・ファブリック
36ゲージ以上のハイゲージニッティングを使用。素材の伸度に加えて回復率が高く、生地の落ち感(ドレープ性)が生まれることできれいなシルエットを作り出せます。シルケット加工を施すことによって、シルクのような光沢感と発色で、ドレッシーさを演出します。
・ジャケット
テーラードの手法を用いて、軽量半毛芯による胸のボリュームを形成しながら、ジャージーの特有のストレッチ感を利用した強いシェイプラインが特徴。都会的なフォルムはそのままに、トレンドの英国ディテールにもマッチ。
・スラックス
腰裏に伸縮性のある特性ストレッチ帯芯を使用することで、ウエスト廻りの伸縮性も実現。15%以上も伸びるスーパーソフトストレッチ膝裏地は、軽量感と高すべり性、静電気防止機能。一部の生地で対応できるピンタック仕様もセレクトできるので、ジャージーの取れやすいプリーツを保持します。
DRESS JERSEY ORDER JACKET
「テーラー仕立てだからジャージーもきちんと見える」
テーラードの手法を用いて、軽量半毛芯による胸のボリュームを形成しながら、ジャージーの特有のストレッチ感を利用した強いシェイプラインが特徴のドレスジャージージャケット。都会的なフォルムはそのままに、トレンドの英国ディテールであるチェンジポケットやシングルピークドラペルもセレクト可能。また、ファブリックもバリエーションが拡大。従来のビジネスシーンで使用できるベーシックカラーやデザイン以外に、トレンドのシアサッカーやベージュなど、休日スタイルにもマッチするラッナップです。
DRESS JERSEY ORDER SHIRTS
「究極のフィット感を味わえるドレスシャツ」
高級ドレスシャツ縫製工場で縫製するドレスジャージーシャツ。ドレスシャツの仕立てはそのままに、芯地をドレスシャツ同様なものを使用して縫製の安定性をもたせながらフォーマル感をキープ。ジャージー特性を最大限に活かせるフィット感が強い新パターンも人気です。今シーズンは、オーダーシステムの改良により、より身体にフィットしたサイジングを可能にするオフセット採寸。ジャージーでは難しいとされているロンドンストイプ生地など、サイズも気持ちもよりフィットするコレクションになりました。
最後に、リアルマネキンとしてモデル登壇してもらったプレスの篠塚くん。一言もしゃべらないのに、だれよりも緊張していました。そんな彼を見ると、こっちまでいっそう緊張が増しました。ありがとう篠塚くん(汗)。緊張(きんちょう)の舞台での弛緩(しかん)なジャージーの対義??いや、ジャージーのリラックス感とドレスのフォーマル感の融合こそが麻布テーラーのドレスジャージーコレクションの目指すところです。