上月のきづき#私のおすすめレストランとドレスコード

上月のきづき#私のおすすめレストランとドレスコード

イタリアから帰国後、出張報告や次の企画立案のために、現地で撮った膨大な写真を見直します。その作業で共通項が見えてくるので、それをトレンドとして捉えて、シーズンの打ち出しを考えます。それらの写真は、主に3つに分類されます。ファッション写真(ピッティの出店ブランド・ピッティ来場者・フィレンツェとミラノのショップウインド・サンプリング内容)と街の風景と食事です。素敵な街並みと、美味しかった食事は、企画のインスピレーションに欠かせない見聞録として(笑)。 美味しかった食事では、フィレンツェは赤ワインに合うお肉がメイン。

コモでは、高級リゾートらしく、スパークリングワインに合うオシャレなフレンチテイスト。

ミラノでは、冷たい白ワインに合う、私の大好きな海鮮で。

同じイタリア料理でも、その土地ならではの特徴があります。では、このようなレストランに行く時には、どんな装いをするのか?私の場合は、シーンによって変わります。現地のサプライヤーと会食の場合はジャケット着用、レストランの場合はショーツを避ける、カジュアルなレストランで同僚だけならリラックススタイルなど。日中はタイドアップしたスーツでも、ディナーはホテルで着替えることが多いです。日本でいうTPOやドレスコードのようなニュアンスです。

ドレスコードコードの「code」とは「規約や慣例」のことを意味します。ドレスコードとは「服装の規約や慣例の暗黙のルール」のことです。一般的には冠婚葬祭やパーティー、公式行事など、その場にふさわしい服装のマナーのこと総じてドレスコードという言葉が使われています。その場の雰囲気を損なわないために、場所や時間帯に応じた服装が出来るようにとの配慮から生まれたものです。VANの創業者である石津謙介氏が作った言葉(日本語)の「TPO」という言葉に近い意味です。「Time=時)」、「Place(=場所)」、「Occasion(=場合)」に応じて服装を使い分ける事、「時刻と場所とその周りのことを考えた服装にしよう」というようなニュアンスになります。 レストランではないですが、フォーマルシーンだけがドレスコードが必要なのではありません。麻布テーラーでは、日本フォーマル協会のライセンスを取得したスタッフが、お客様の着用シーンをお聞きしながら、このようなドレスコードというルール(好感度)とお客様のパーソナリティという感性(好印象)を融合したスタイルをご提案しています。フォーマルウェアーに関しても、こんなサイトを作成しています。参考にしていただけると嬉しいです!

最後に、私がフィレンツェで約10年通っているレストランがあります。それは、「La Galleria Il Vino dei Guelfi」Via De’ Barbadori 38 inside Galleria, Ponte Vecchio,

観光地で有名なヴェッキオ橋近辺ですが、路地に入る隠れ家的な場所にあり、家族経営で本格的なフィレンツェの家庭料理を出してくれます。フィレンツェに住んでいた日本人の友人に教えてもらったのですが、観光客相手ではなく地元の人のためのレストラン。なので、味はもちろんのこと、とにかくリーズナブル。ママの手作りのドルチェ、特にティラミスは絶品です!

コロナもあり、約4年ぶりの訪問でしたが、パパとママは、私を覚えてくれていてくれて、たくさんサービスもしてくれました(涙)。ここは、地元の食堂的レストランなので、ドレスコードも地元、ビーサンです(笑)。これも私なりのドレスコードです!?

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