上月のきづき#私の夏スーツ

上月のきづき#私の夏スーツ

ゴールデンウィークが過ぎると、 夏の装いも軽装化になります。私の場合は、オフィス勤務で服装規定もないのですが、オーダースーツブランドの本社なので、ゴールデンウィーク後でも従業員は、スーツやジャケパンスタイルが多いような気がします。また、唯一社内会議では、会議別にドレスコードは存在します。○○会議はスーツにタイドアップ、○○会議はジャケット着用でノータイでも可などで、本日はその会議日。今シーズンオーダーしたスーツで、会議を挑みました!

こちらでも書きましたが、夏こそグレー(笑)。もちろん、人気のネイビーも少しトーンを明るいもの、ブラウンもノータイスタイルにはおすすめです。では、なぜグレーかというと、夏のスーツこそ着回し力が重要だと考えているからです。私のように夏にスーツを着用しなければならないシーンは、重要な会議などフォーマルな場。その点、グレーは品格、知性を感じられるカラーです。また、ジャケパンスタイルや、シャツパンスタイルでは、グレーのスラックスは必須。その点、グレーはスーツの組下を着まわすことが出来ます。夏のグレースーツは汎用性という機能性が抜群です!

もちろん、夏なので快適性という機能性も重要です。さすがにスーツを着用した時点で、涼しいとはならないですが、涼し気な気分でいられる軽さのある仕立てや、シワになりくいドライ な素材などです。 私が今シーズンオーダーしたこのスーツ素材は、麻布テーラーの別注素材「MARLING&EVANS JACOBITE」。英国羊毛の粗さを活かした、2/26という極太の糸をしっかり打ち込むことで生まれるハリコシが抜群の素材です。私は軽やかなアルチザン仕立ての大身返し裏仕様にしています。

320g/mという重さを感じさせないだけではなく、立体的なシルエットもキープしています。ネイビーブレザーのコーディネートパンツとしても想定して、いつもよりも股上を2.0㎝深くして、膝巾と裾巾を0.5㎝太くしています。6月の海外出張は、このスーツとネイビーブレザーの最小限2着で着回しを考えています。とはいえ、また大荷物になっている可能性はありますが(笑)。

ジャケットと違い、脱ぐことのできないスラックスを焦点に、裏仕様にこだわって涼しさを追求した新仕立て、昨年デビューしたウォシャブルスラックスの素材バリエーション拡大など、夏でもスーツを着用しなければならない方のために、「本気で考えた、暑すぎる夏の夏スーツ」ぜひご覧ください!

最後に、本日の会議で、偶然にも全く同じ「MARLING&EVANS JACOBITE」スーツ兄弟!!ちなみに年齢では、私は兄になりますが、役職では弟になります。あと、日焼け具合も弟ですね(笑)。

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