上月のきづき#オーバーコート

上月のきづき#オーバーコート

まずは、先日のプレスルームオーダー会にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました!我々は、日頃なかなか店舗で直接、対応する機会が少ないのですが、皆さまの“リアルな声”を聞ける時間は、やっぱり格別です。このブログを隅々まで読んでいただいて、お買物の参考にしていただいているお話しもお聞きし、改めてキチンと書こうと身の引き締まる思いにもなりました(汗)。皆さまのひと言が、実は次のシーズンのヒントになったりするんですよね。改めて、足を運んでくださった皆さまに感謝です。

さて、プレスルームオーダー会でもコートのご相談多くありましたが、少し前に訪れたピッティウオモでは、久々に“コート熱”を感じました。ここ数年、クラシック回帰と言われつつも、堅苦しさではなく「軽さ」や「自然体」を大切にするムードが一段と強まっている印象。

今季のピッティウオモでは、コートがテーラードスタイルの主役として、よりファッション性と実用性を兼ね備えた進化を遂げていました。クラシックな英国調をベースにしながらも、素材・色・ディテール・コーディネートのすべてにおいて、現代的な感性が加わった提案が目立ちました。

カラー:ベージュ〜ブラウン・グレー

コートのベースカラーはベージュからブラウンが主流で、それらと相性の良いグレーの濃淡が多く見られました。アクセントカラーとしてはボルドーが際立ち、スモーキーなニュアンスカラーとの組み合わせも印象的。

素材:ホームスパンの台頭と英国調の継続

カントリー調の温かみある表情が、ジャケパンだけでなくスーツやコートにも広がりを見せています。柄では、タッタソールチェックやヘリンボーンなど、英国的なパターンが多く登場していました。

デザイン&ディテール:クラシックの再解釈

コートのデザインでは、丈の長いラグランスリーブやアルスターカラーが主流。バックベルトやチェンジポケットなど、クラシックなディテールが再評価され、メタルボタンなどブレザー的要素を取り入れたデザインも見られました

そんな流れを受けて、麻布テーラーでも今季のオーバーコートコレクションでは、新しいバランスを提案しています。

なかでも個人的におすすめしたいのが、新型のバルマカーンコート。一見ベーシックなんですが、よく見ると肩の落ち方や襟の開き具合が絶妙。仕立て屋らしい構築美と、現代的な軽やかさの両立。試着して思わず「おっ」となる一着です。実際、私もサンプルを羽織って自分用に頼もうかな…と(笑)。

そしてこの新型バルマカーン、現在発売中のBegin誌にも掲載されています。誌面でも、麻布テーラーらしい“クラシックのさじ加減”を感じていただけると思います。

コートって、同じに見えて、実は生地とデザインとディテールで印象がガラッと変わる。今年の一着を探すなら、まさに今がそのタイミングです。

結局のところ、秋冬は“コートを着たいがために外出する季節”なんですよね(笑)。

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