【Exclusive Fabrics DORMEULスーツ】

いつもKITTE丸の内店のブログをご覧いただきありがとうございます。
以前、Marling&Evansの秋冬新作生地をご紹介させていただきました。
今回は、フランスを拠点とする世界最古の服地マーチャントであり、英国の伝統的な品質とフランスのエレガントなデザインを融合させた高級服地を提供している、DORMEUILの生地をご紹介いたします!!
◎DORMEUIL
ドーメルは1842年に創業されたフランスの高級服地ブランドで、世界中の一流テーラーやファッションハウスに愛されている存在です。英国の伝統的なウール技術とフランスの洗練された美意識を融合させた、まさに“着る芸術”とも言える生地を提供しています。
皆様ご存知の通り、麻布テーラーはこの世界最古のマーチャント(生地卸商社)の極上生地を創立以来欠かさず展開し、毎シーズンのように別注も行なってきました。最近も“サヴィル・ロウ番手”と呼ばれるタテヨコに太めの52番手双糸を用いた「ROYAL12」 を、世界で14台しか現存しない希少な超低速織機(ドブクロスルーム)で織り上げた生地を別注し、「これぞ究極のヴィンテージ服地!」と多くの方からご好評をいただいたばかりです。
◎AMADEUS
今シーズンの麻布テーラーは、セットアップ感覚でニットを合わせるなど、今らしくファッションスーツ的な着こなしも楽しめるミルド加工を施した起毛系生地に着目しました。
最高の起毛系生地を求めて、日本はもちろん、世界的にも一番の売れ筋である「AMADEUS」をベースに別注を敢行。あまり起毛系生地のイメージがないドーメルですが、アーカイブにはミルド加工を施した生地が存在し、かつてはAMADEUSの派生系として、「AMADEUS CASHMERE」というフランネル調の生地もありました。そうした経験値から、今回の別注生地も非常に素晴らしい仕上がりとなりました。ドレス系生地の最高峰であるAMADEUSの凛とした風格や華やかな光沢はそのままに、抜群に柔らかで、ラグジュアリー感ある微起毛生地となっています。一見無地ながら、じつはワイドピッチのヘリンボーン柄を配し、時代感をさりげなくプラスしたのもポイントでしょう。
なおずっと触っていたくなる至高のタッチは、通常の1回ではなく、弱い力で2回に分けて行なうクォーターミルド加工の賜物です。仕上げには最高ランクのフィニッシングであるLONDON SHRUNKも施されています。
ちなみにクォーターミルドもLONDON SHRUNKも、AMADEUSに採用されるのは今回が初です。
どうぞ店頭にて、麻布テーラーでしか手に入らないスペシャルな微起毛生地の風合いをお確かめください。
麻布テーラーでは、WEBでのご予約も承っておりますので、是非ご来店お待ちしております。
azabu tailor / 麻布テーラー KITTE丸の内店
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