ドレッシーにミリタリーテイストを楽しむ~ドレスベイカーパンツ
麻布テーラー神戸店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回ブログを担当いたします、芹生と申します。
この度新たに「ドレスベイカーパンツ」がリリースされるにあたり、
ミリタリーファッションが個人的に好きなスタイルの一つでもあるので
久しぶりに筆をとらせていただきました。
ぜひ最後までお付き合いいただければと存じます。
メンズファッションはミリタリーと切っても切り離せない関係にあり、
特にテーラードクロージングには軍由来の着心地やディテールが数多く取り入れられていると感じます。
昨今のクラシック回帰の流れによって、ミリタリーアイテムやアメカジをはじめ、
かつてトレンドを形作った多様なアイテムが再び注目されるようになりました。
その結果、これまで古着に抵抗のあった方でもヴィンテージアイテムの奥深さに触れ、
古着の魅力に引き込まれたというケースも少なくないと思います。
そうした方にも取り入れていただけるよう、今シーズンはトレンド感を備えつつ、
よりドレッシーに仕上げたミリタリーテイストのパンツをご用意しております。
ドレスベイカーパンツ Order Price¥29,700~(tax included)
「ベイカーパンツ」という名前の由来は意外にもはっきりしておらず、
パン職人(ベイカー)が履いていたからという説や、
フロントのパッチポケットが食パンの形に見えることから名づけられた説など、ユニークな由来が語られています。
ミリタリーパンツといえばカーゴポケットが付いた太めのシルエットを思い浮かべる方も多いと思います。
実際には戦闘用にカーゴパンツが支給され、ベイカーパンツは工場作業や訓練など、
幅広い場面で着用されたといわれています。
もともと作業用として作られたこともあり、
太すぎず細すぎずの“ほどよい”シルエットが魅力で
シンプルな構造とストレートシルエットは一見スラックスのようにも見えます。
そのためブレザーやジャケットのスタイリングアイテムとして
以前より幅広い層から支持され続けています。
又、1940年代物はコットンヘリンボーン素材が用いられていたり
60年代になるとウエストが調整できるアジャスター釦仕様が無くなったりと
ヴィンテージのベイカーパンツは年代ごとに、生地やディティールで違いがあるとされています。
麻布テーラーで今シーズンご用意したデザインはドレッシーにお召いただけるよう、
ウエスト調整のアジャスト釦は排した、すっきりとしたシルエットでお仕立ていただけます。
素材は40年代ベイカーパンツに用いられていたようなコットンヘリンボーン以外にも、
ストレッチ性のあるモールスキン素材など、季節感ある生地もご用意。
ミリタリーデザインと明るいトーンの組み合わせはオーダーの特別感もあり、
キレイめながらどこか男臭い無骨さがおススメです。
癖のないシンプルなデザインはブレザーやジャケットをはじめどんな服とも合わせやすく、
日常使いしやすいアイテムとして活躍します。
ぜひこの機会にご覧くださいませ。
麻布テーラー神戸店ではトレーディングポストの商品をお取扱いしております。

















