フォーマル向けのシャツを仕立てる

フォーマル向けのシャツを仕立てる

ブログをご覧いただきありがとうございます

神戸店の二井です。

皆さんは「フォーマルな場面で着用するシャツ」と言われると

どんなシャツが想像できますか?

普段あまり着用しないからこそ

何を選べばいいのか分からない・・・

そんな方もいらっしゃると思います。

そんな方に今回はフォーマルシーンに適切なシャツを

おすすめ生地とデザインに分けてご紹介させていただきます。

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~おすすめの生地の紹介~

まず見ていただきたいのは生地の織り

シャツ生地には様々な織り方が存在するのですが

今回はフォーマルな装いと相性のいい3種類に絞って

ご案内させていただきます。

・ブロードクロス

この織り方は最も一般的なシャツの織り方で

程よい艶感と透け感がある生地になります。

一番フォーマル性が高い生地で

汎用性も高く1着持っておくと

冠婚葬祭で使っていただけるのでオススメです。

・サテンクロス

肌触りが滑らかで上品な光沢が特徴の生地で

耐摩耗性にも優れており

耐久性も高い織り方になります。

パーティー等の華やかな場面で着用していただくと

より雰囲気が出ますのでオススメです。

・ツイル

斜めに畝が出るのが特徴の織り方で畝に光が反射し

艶感が綺麗に見えるだけでなく

適度な厚みがありインナー等が透けづらいのが魅力です。

また斜めに織り柄が入るので少し柄が

欲しい方にもオススメです。

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~着用シーン別おすすめデザイン紹介~

・タキシードを着用される場合

王道はやはり、衿はウイングカラー

フロントにはピンタックフライフロント

カフスはダブルカフス でしょうか・・・

ここでしか着れない良さがあります。

・慶事やパーティに出席される場合

襟はオーソドックスなレギュラー

セミワイドカラーに加えて

立体感と華やかさが演出できるタブカラーなんかもおすすめです。

フロントのスタイルやカフスは

お好きなものを選んでいただくのが良いと思います。

・弔事に出席される場合

襟はレギュラーセミワイドカラー

フロントスタイルは表前立て裏前立て

カフスはシングルカフスがおすすめです。

こちらのデザインですと冠婚葬祭で着用していたでけますので

1着持っておくとどのシーンでも着用できて便利です。

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最後に、最近ではより着まわし易いデザインで

フォーマルシャツをオーダーされたいという方もいらっしゃいます。

タキシード用シャツのデザインを1つとっても

ウイングカラーをレギュラーワイドカラー

ピンタックは付けずフライフロント裏前立てで・・・なんて方も

「そんな感じでも良いの?」と思われる方も中には

いらっしゃると思います。

ですが昨今、日本ではフォーマルの定義が

曖昧になってしまっている部分もあり

どこまでフォーマルに寄せるか」が重要になってきています。

ですので、スタッフにお気軽にご相談ください。

きっとお客様のイメージやライフスタイルに合ったシャツを

オーダーしていただけると思います。

麻布テーラー神戸店ではトレーディングポストの商品をお取扱いしております。



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