夏向けのスラックス生地 PART1

麻布テーラー千里店のブログにアクセスしていただき、ありがとうございます。
気温上昇により、街を見ても軽装の方が増えてきました。今はまだうだる様な暑さにはなっていませんが、これから梅雨になり、そして梅雨が明けると本格的な夏が到来します。
前々回に夏向けのおすすめのシャツ生地をご提案いたしましたが、本日はおすすめのスラックス生地をご紹介したいと思います。
本日おすすめする生地は、このバンチブックに入っています。

こちらです。

上から
・品番:15372(ブラウン・グレンチェック)
・品番:15373(ネイビー・グレンチェック)
・品番:15376(ブラウン・千鳥格子)
スラックス価格:¥26,400(税込)オプション代含まず。
おすすめする理由は、生地特徴とデザインにあります。
まずは特徴から。
生地に貼られているシールに明記されています(左上→右上→左下→右下)。

左上:①ストレッチが効いている。
右上:②シワになりにくい(①と③が影響。生地が引っ張られても戻る力が発生)。
左下:③双糸【そうし】(2本の糸を撚(よ)って1本にした糸)を使用。
右下:④通気性が良い(生地の織密度を粗くしている。粗いといっても雑に織っているという意味ではなく、適度な隙間を作ることで通気性を良くしている。また素材はウール100%を使用しており、化学繊維をしていないことも影響)。
①と②については、夏用の生地ではなくても嬉しい特徴ですが、
③と④は夏に着用する上で嬉しい特徴になります。
④は暑い季節ですので当然ですが、③については、糸に強い撚りをかけた強撚糸【きょうねんし】を使用している為、表面にシャリ感があるのでドライタッチになり、汗をかいてもべとつきにくい肌触りになります。
次にデザインについて。
ジャケットを着ることが少ない時期ですと、どうしても物足りない印象になってしまいます。
シンプルに無地のスラックスも格好良いのですが、柄物を持っていると着こなしの幅が広がります(1シーズン複数本数は必要ですし)。
そこで今回ご紹介しているクラシックな柄。アクセントになります。また伝統柄ですので、来年履けないという柄ではありません(時代遅れになりません)。
そして複数本数用意となった時、同じシリーズに無地もありますのでこちらも是非。

左上から右下へ
・品番:15378(ダークネイビー・無地)
・品番:15379(ネイビー・無地)
・品番:15380(ブルーグレー・無地)
・品番:15381(ダークグレー・無地)
・品番:15382(ミディアムネイビー・無地)
・品番:15383(ライトグレー・無地)
・品番:15384(ブラウン・無地)
スラックス価格:¥26,400(税込)オプション代含まず。
無地だけでこのバリエーション数は中々ありません。
どれにするのか?迷ってしまいますね。
今回はウール素材のものをご紹介いたしましたが、次回は別素材のおすすめ生地をご紹介したいと思います。
それでは次回もご覧ください。
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