私の新しいスーツ

今シーズン、まずはコレにしました。

この期に及んでもう「何色が欲しい」とか無かったので「何色なんだかわからない」シリーズでモノは試しに。
いざ出来映え。

(脱ぎたてホヤホヤ感は御愛嬌…)
照明の色温度や、日光の角度(時間帯)によってヌラっと見え方の変わる非常に不気味面白い生地で期待以上の仕上がりです。
コンセプト通りでしたね。

真昼間の着用者目線からの角度だと「緑」感が強く感じられました。

デルフィノを着るのは2度目で

(ちなみに前回は3年前のこちらサファリスーツ)

今回のはMonument “Gentleman’s Journey”というシリーズ。
“時代を超えていく傑作”をコンセプトに、新たに誕生したMONUMENTコレクションから、春夏シーズンのスーツ素材においてザ クラシックともいえる強撚ウールのクオリティです。ラグジュアリーメーカーとして認知される今日のTALLIA DI DELDFINOですが、古き良きサルトリア全盛の時代を支えてきたクラシックメーカーとしての実力を感じるボディです。耐久性がありシワにも強く、航海や旅に持ち出したくなるスーツです。
イタリア生地ならではのしなやかな曲線も然ることながら個人的に驚いたのは、上記強撚糸由来の反発力。
丸一日着倒してもハンガーに吊るしておくだけで間接周りに付いたシワは復元されました。
なんともお誂え向き以上な機能性。

ハウスモデルは久しぶりのクラシコイタリアモデルにしました。
やっぱりこのモデルの3つボタン(真ん中1つ留め)、チェンジポケット付き(斜め)、サイドベンツという仕様が何だかんだ色々チャラチャラ遠回りして様々な仕様を試みてきましたが最も好きです。

「いつもいつも同じような色柄の生地ばかり選んじゃうんだよなぁ」
なんてお悩みを耳に致します(まぁ、圧倒的にそういう方は安心と信頼と安定のネイビーばかり着がちです)がお仕事柄、私の選んだ「独特な色は着にくい…」という方も上のお写真にあるハウスモデルを変えてみるだけでも雰囲気や気分も新鮮になるので試されたことがないようでしたら是非次回は。

いつも決まってサルトリア仕立て(¥19,800-)というフルオプション標準装備の

本バス毛芯を内蔵した仕様にしているのですが、反発力豊かな今回の生地とこの仕立てのタッグは個人的に過去イチかもしれません。

ラペル(下エリ)のフワっとしたロールがより立体的で綺麗に見えるので更なる奥行きを感じられたところが胸薄な私にとっては最大のお気に入りポイントでしょうか。

中々イメージワークの難しい生地につき、

お仕立ての御参考になれたなら嬉しく存じます。

ベストとスラックスも機会を見て御紹介致しますね、今穿いちゃってるので!Don’t worry, I’m wearing(Paaaaaants)!
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