涼しく、そして上質に。私は夏をコレで乗り切ります【購入品紹介】

こんにちは、いつも麻布テーラー新宿サウス店のブログをご覧いただきありがとうございます!
本日は夏に向けたオススメスーツとして、わたくし自身の新作が2着仕上がって参りましたので紹介いたしますね。
新しいスーツのオーダーとともに連休明けの仕事モチベが少しでも上がり、また少しでも快適にカッコ良くなる支えとなりましたら幸いです。
1着目です。
■ MARLANE《VIVO》とは?

MRLANE(マルラーネ)の「VIVO(ヴィーヴォ)」というシリーズから選んでみました。
「VIVO」は、“軽快さ・機能性・モダンさ” を兼ね備えた、マルラーネが提案する現代的ビジネス素材。
その名の通り「生き生きとした(=VIVO)」動きやすさを追求したこのシリーズは、優れた反発力から来る防シワ性を備えながら、イタリア生地らしい柔らかくしなやかな風合いをしっかり保っています。

その中から見た目も軽く涼しげなライトグレーにしました。

何もかもを涼しく軽く、そしてカッコ良く行きたかったのでエアライト仕立てという軽量芯地を用いております。
弾力のある生地につきラペルロール(下襟の立体感)も自然でキレイです。

以前も載せました、こういった凄く小さくて薄い芯地で最低限の立体感はキープしながらも感動的な軽量感を提供してくれます。

黒蝶貝ボタンで生地と調和しつつも天然素材ならではの個体差(色ブレ)が程よいアクセントになってくれます。

裏地はキュプラ素材を「観音式背抜き仕様」で通気性・軽量感をキープ、長時間の着用でも疲れにくい快適さが魅力です。
VIVOの生地特性と相まって、見た目以上に“着心地の良さ”を実感していただけます。
裏地の色も地味目志向になったことにすこぶる年齢を感じます…。
もうゴキゲンな裏地のジャケットに袖を通す元気が衰えて来るんですよね…。

パンツの内側にもコダワリの仕立てが光ります。
キュプラポリエステルという稀少な高級素材を膝当て、ポケット布に採用しております。
なんでも業界初だそうで、私が最も感動したのはこのディティール。
モモの感触がサラッサラで歩くのが楽しくなってしまいます!
いつも私が穿いているスラックスに採用している素材よりも
”約2.5倍の吸湿性と放熱性、そして約22倍の通気性”
という商品資料の能書きはダテじゃありませんでした。
■ 軽やかだけど手抜きじゃない、それがVIVO



柄モノも勿論有りますが無地だけでもこのバリエーション。
本当にハマりそうです。
夏用の単品スラックスとしてもオススメです。
この夏はビーボちゃん、よろしくお願いします!
2着目です。
■上質な”涼”をまとうという選択

トロピカルウールは、平織りによる通気性と軽快感が魅力の夏定番素材。
そこに、あえてカシミヤをブレンドすることで、ドライになりすぎない、柔らかく艶やかな質感を実現。
触れて感じる上質さと、目に映る落ち着いた光沢感。まさに“大人の春夏スーツ”にふさわしい生地です。
カシミヤと聞くと冬のイメージが強いかもしれませんが、それは体温調節機能が抜群に優れている動物性天然素材だからこそです。
コートなど厚手の素材では外気の寒さを防ぎ、今回の様な薄手の素材では湿気や熱を放出してくれる優れた両面性があります。

ブラウンは生憎品切れてしまいましたが盤石のカラーでもいつもと違う軽さやツヤ感は十分に味わえます。
CANONICOの「トロピカル×カシミヤ」は、まさに”夏でも妥協しない上質さ”を求める方にこそおすすめの素材です。
軽く、しなやかで、そして美しい。そんな一着は、装いに自信を与えてくれるはずです。

仕立ては前述のVIVOと同じくエアライトで。
同じ仕立てですと生地そのものの違いがダイレクトに伝わります。
こちらはさすがカシミヤブレンドならではのツルっとした質感が魅力的です。
1着目のVIVOはパンっと弾けるアクティブな着心地でした。

品質表示タグが透けてしまう程の裏素材の感動を再三伝えたく…。
ご希望の方は
「エアコンフォート仕立て」(ジャケット¥3,300- スラックス¥2,200-)、
「エアライト仕立て」(ジャケット¥4,400- スラックス¥2,200-)
とお申し付けくださいませ。
2着とも無地のスーツだなんて本当に年齢を感じます…。
azabu tailor / 麻布テーラー 新宿South店
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-1 記録映画社ビル2F 03-3373-3230
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