スタッフのリアルバイ録(1) 〜続〜

スタッフのリアルバイ録(1) 〜続〜

いつも、麻布テーラー新宿south店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。本日、ブログを担当させていただきます及川と申します。何卒よろしくお願いいたします。

大変お待たせ致しました!!

先日ご紹介しました、わたしが今季仕込んでいたジャケットが仕上がって来ましたので、本日はそちらのお披露目会になります。

JACKET HOUSE MODEL: CLASSICO ITALIA←他のモデルの特徴もみれるので是非ご覧ください

CLASSICO ITALIA

モダンクラシックをコンセプトのスタンダード

英国なビスポークに影響を受けながら、イタリアならではの感性が融合された、戦うビジネスマンに最適なモデル。着心地を追求するために毛芯使いなどで柔らかな着心地です。

今回、弊社4つのジャケットモデルの中から人気No.1モデルの“クラシコイタリア”を選びました。

腰位置(ボタン位置)が高く、構築的な肩周りは緊張感のある硬派な佇まいを演出してくれます。

スーツの組み上としてオススメのモデルですが、そちらを今回はカジュアルジャケットとして採用してみました。

肩パッドを省き、袖付けを”シャツ袖“(通常、袖山にはいる“たれわた”と呼ばれる副素材を省いた仕様)にする事で硬派になり過ぎず、上手くカジュアルジャケットに落とし込めたかと思います。

腰ポケットは“パッチポケット”を採用。

腰ポケットのディテール1つとるだけでも、ジャケットの印象をガラリと変える事ができます。

ジャケット単体使いをお考えでしたら、わたしはパッチポケットを強くオススメします。

1番のグッときたポイントはこの裏地とのコンビネーションです。

赤と青は補色の関係にあるので、双方の魅力を上手く引き出してくれます。

とは言っても、この感じやばくないですか…

手前味噌ですが、ステキ過ぎます。

わかりづらいですが、表生地のネイビーには赤の色が混ざった通称“茄子紺”と呼ばれるネイビーなので、実は赤との相性は良いはず。

たて: 赤×よこ: 青のシャンブレー

また裏地に使っている生地は、記載があるように“シャンブレー”と呼ばれる、たてとよこで使う色糸を別け織り上げているものなので、見る角度によって色が変わる生地なんです。

前回のブログでお気づきの方も多いと思いますが、こちらは赤と青の玉虫色。

ですから表生地との相性は、はなまる満点!!合わないはずがないんです。

オーダーらしさを出したいが、ネイビーの生地に赤はちょっとって方に是非オススメしたい裏地です。

ウールのコーデュロイの着心地はというと、フワフワと軽く柔らかく、ニットのような着心地でした。

また保温性も高く暖かいので、即今冬の選抜メンバー入りです。

出来上がったものを見て、コーデュロイの見た目がケーブルニットのようにも感じられたため、ショールカラー(丸襟)で作っても面白かったかなと煩悩が芽生えてしまいました。

煩悩は、オーダーあるあるですかね。

まあ、ネクタイとの合わせを基本で考えていたので、これはこれでよかったと思ってます。

と徒然と語ってしまいましたが、やっぱりオーダーは本当に楽しいですね。

このブログで、オーダーの楽しさを共有できれば幸いです。

またなにかリアルバイした際には、その拘りをブログで語らせていただきますね。


azabu tailor / 麻布テーラー 新宿South店

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