ハリソン・ベアー推しの生地紹介〜MOON〜
いつも、麻布テーラー新宿south店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。本日、ブログを担当させていただきます及川と申します。何卒よろしくお願いいたします。
ハリソン君は日々の業務に勤しんでいた…
※ハリソン君の初出勤日はこちら→【Recommend textile】 REDA ~ATTITUDE~
ウイーン(自動ドアが開く音)

いらっしゃいませ!
ご来店ありがとうございます。
本日、担当させて頂くハリソンです。
よろしくお願いします。
お客さんA
「よろしくお願いします。
今日は秋冬用のジャケットを作りたいと考えておりまして、
オススメの生地はありますか?」

それでしたら、こちらの生地はいかがでしょうか。


こちら、MOON社ツイードの生地でございます。
茶が混じったグリーンカラーは温かみを感じられ、これからの冷え込む季節にうってつけです。
what’s ”MOON”
(ABRAHAM MOON)
MOONは、第6代女王ビクトリア女王が英国の王位に継承された1837年にABRAHAM MOON氏によって設立されました。
当時は家庭で糸を紡いでおる小さな手工業で生産されていた英国のツイード(ホームスパン)を買い取り、仕上げを行い販売する形を取っていました。
その後1868年、布の仕上げに理想的なこの地の水を引き込み自身の工場を設立。新しく敷かれた鉄道の力もあり、MOON社の生地は英国だけではなく、ヨーロッパへと広まっていきます。
MOON社の生地作りは、染色・紡績・仕上げまでの工程が一つの敷地内で一貫して行われている特別なものです。
この一貫して行う生地作りの工程は、英国国内では唯一で、世界的に見てもわずかなものになっています。
工場生産でありながら、ツイードが家庭でおられるホームスパンだった頃を蘇らせるような、伝統的なツイードは世界中の人から愛されています。
お客さんA
「これから季節に着たいと思っていたからツイードは理想的ですね。
この色味も凄く好みだ。
じゃあ、これでジャケットを作らせて貰おうかな。」

ありがとうございます!
MOON社のツイードは目付けがそこまで重たくないので、ツイードと言ってもタウンユースに使い易いと思います。
ジーンズにホワイトのニットを合わせて、伊香保に温泉旅行などいいかもしれませんね。
それでは、次にジャケットのデザインを決めていきましょうか!
ハリソン・ベアーの物語はまだまだ続くのであった…
◀︎ To be continued…
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