ハンドメイドライン「ARTISAN SUITS」

麻布テーラーSQAURE二子玉川店のブログをご覧頂きありがとうございます。
麻生テーラーでは先日より、ハンドワークを駆使した特別なオーダースーツの承りをスタートしています。

肩回りや襟付けにハンドワークを多用したアルチザンスーツに
初めて袖を通したときの動揺は今も鮮明に覚えています。
まるで薄手のアンコンジャケットのような軽さ、動きやすさ。
そう、軽さだけでなく、動きやすいのです。
明らかに今まで自分が袖を通してきたスーツの上着とは別物の感覚。
肩まわりをハンドメイド行程で仕立ててあるアルチザンスーツは一般的なオーダースーツの仕立てに
使われる肩のフェルト芯地を省いて、手作業によるアイロンワークで肩を仕立てています。
なるほど、フェルト芯地を省くと肩まわりの可動域はこんなに拡がるのか。

スーツは芯地や肩パッドがあることで、薄い繊細な生地を使用しているにも関わらず、
張りのある胸周りや構築的な肩の曲面を形つくっています。
芯地が柔らかければ着心地は向上しますが、張りのある曲面作りは難しく、
固い芯地を使えば仕立て上がりはキレイですが、着心地は窮屈になります。
芯地を省いて美しい曲面に仕上げるには、アイロンワークにより生地を手作業で伸ばしつつ縫っていく“いせ込み”が必要です。

現在、“いせ込み”を多用するフルハンドメイド行程でオーダースーツを縫うことは、熟練した職人のハンドワークを必要とし、大変な時間を要します。
そのためフルハンドメイドスーツは何十万もする、職人の縫う仮縫い付きオーダースーツの専売特許でした。
アルチザンスーツは通常のパーソナルオーダーのオプション料金なみの金額でハンドメイドの“いせ込み”仕上げを可能にするためスーツの“肝”と言える肩回りや襟付けにハンドワークを用いています。
アルチザンスーツの縫製を担う工場は、オートクチュールの本場イタリアで22才にして「金の針賞」を受賞した天才サルト、ジャンニ・カンパーニャ氏に高い縫製技術を認められたクオリティの高い工場です。

ハンドメイドで時間をかけて縫製された上質な着心地を体感すると
「えっ、これがスーツ?」
アルチザンスーツの着心地が、予想を上回り価格を大きく上回るクオリティの高いものだと実感して頂けると確信しています。
肩パッドが軽くなるとスーツの着用感が軽くなり、職場でのフットワークも軽くなります。
麻布テーラー各店ではアルチザンスーツの受注を11月3日よりスタートしています。
イタリア製生地の中でも軽さと品質で定評のあるカノニコの生地を使用。


発売開始記念特典といたしまして、2万円以上のオプションを含みハンドメイドを駆使した
アルチザンスーツを実質、1万円のアップでオーダー承ります。
詳しくは店頭スタッフまでお問い合わせください。
【事前予約のご案内】
店舗へのお電話に加え、WEB予約を承っております。
また、当日予約はお電話でのみ承っております。
※完全予約制ではございませんが、ご予約頂きますとご案内がスムーズです。
既にご予約を頂いている時間帯には、予約優先となりますのでご了承下さい。
また、ご予約の場合でも、前のお客様との兼ね合いで、お待ち頂く場合もございます。
着用日のご相談や、担当スタッフのご希望がある場合はお電話にてご確認をお願い致します。