スーツの仕立ての話。軽いのにきちっと感

こんにちは 。 梅田店 粂です。
以前のブログでの写真ですがジャケットの衿(ラペル)のロール感がきれいだと思いませんか。
釦の上から上衿までの衿の返りをきれいに構成するには生地だけではなく芯地が胸廻りの内部でしっかり働いている為なんです。
以前もご紹介した芯地ですが右は総毛芯(フルキャンバス) 左は半毛芯(ハーフキャンバス) ジャケットの骨格でもある毛芯は上から下まであった方がしっかりとしたドレープ感をキープしきれいなラインを作り出します。
しかし、その分ジャケットの重さは重くなり軽い着心地となりません。
そこでオススメするのがLight Comfort(ライトコンフォート)。
毛芯を使いながらも内部の副資材を徹底的に軽量化しパットも1mmと極薄仕様。
毛芯は最小にしながらもきちっと感を崩す事のない仕立てです。
店頭では体感できるジャケットもありますのでご注文の際はお試しください。(体感ジャケットサイズは46のみになります。)
私は軽い仕立てが好きでライトコンフォートが出来るまで芯無し(毛芯を全て省いた仕立て)にしていたのですが、やはり肩の癖のシワや胸廻りのシワが強く本当にカジュアルジャケットでは良いのですがスーツなどのジャケットの時はカジュアル感が強すぎる感がありました。
上の写真は以前にもご紹介したブラウンスーツですがこちらはライトコンフォート仕立てで作っています。
衿のロール感もきれいですし肩癖も無くきちっと感とリラックス感を両立した仕立てのライトコンフォート。お気に入りです。 ¥3,000+税 オプションですが価値はあります。
サイズ感はジャストサイズでの着用がオススメです。
気になる方はぜひ店頭にて問い合わせくださいませ。
こちらもご参考に → 『仕立ての多様性』
ご予約が便利です。
・お電話なら06-6373-3512 ・Web予約は画面のバナーから