メンズジャケットスタイルのコツ

こんにちは、梅田店 粂です。
シャツフェアも終了し店内は秋冬に向けての展開になりつつあります。
昨今カジュアル化が進み季節関係なくスーツでなくても良い企業様が増えたようで、ジャケットスタイルの要望のお客様が増えてきました。 しかしスーツと違い一般的にはジャケットスタイルはジャケットとスラックス(パンツ)が別色別柄なので、そのコーディネイトに悩まれる方が多いようです。
そこで2パターン紹介。
まずは定番のブレザースタイル。
ネイビー系ジャケットにベージュチノパン。
少しだけわかるヘリンボーン柄のジャケットにギンガムチェックシャツ、ストライプネクタイ+無地のベージュパンツ。
トップスは柄物をすべて合わせていますがそれぞれ違う柄で柄の大きさもそれぞれ違うので、うるさくならず無地のパンツでキレイにまとまっています。
もっとシンプルに紺ブレ+グレースラックス・・・・・王道です。
ジャケット、パンツ シャツはほぼ無地でネクタイだけ3色マルチストライプのタイでアクセント。 柄物を抑えたもっともまとめやすいコーディネイトではないでしょうか。
ブレザースタイルはトレンドなので私たちスタッフは良く着るのですが、一般の方には学生のイメージが強いのかやや敬遠される方もいます。メタルボタンではないジャケットにすればそのあたりは少し和らぎます。
ネイビージャケットは最も合わせやすいので一着は欲しいですね。
こういったウインドウペン柄も定番ですが柄ががやや大きいものは手を出しにくい印象です。
今、ストライプもですが柄の大き目がトレンドなんです・・・が・・・
これぐらいの控え目がまずは間違いないところです。
いわゆる格子柄ですが、縦6~7cm 横5~6cmぐらいの柄が標準的なので抑えめの柄の出方を選んで頂ければ間違いないと思います。
紺のブレザースタイルとは違う大人っぽい装いとなり、こなれ感が出ておしゃれに見えます。
こなれ感とは・・・気こなしている感でしょうか。1アイテムでこなれ感出るっていいですよね。
過去の私のジャケットスタイル紹介の写真ですが、色はやや明るいのでもう少し暗めのトーンがいいと思いますが、柄の大きさ出かたが程よいのとパンツをジャケットよりも暗めの色で合わせていますのでしっくりきます。
ジャケットスタイルはスーツの時にも言えますが柄と色(トーン)の合わせ方を如何にしっくりさせるかですがスーツの時よりパンツアイテムが増える分少しだけ難しくなります。 また、ジャケット生地はスーツ生地よりも素材感の強いものが多いので素材感も大変重要です。
ジャケットスタイルコーディネイトのコツは・・・・
①ジャケット、パンツのコントラストをある程度つける。
②柄物は少ない方が収まりがいい。
③色のあわせは3色までに収める。
④素材感はなるべくわせる。
もちろん、上記は必ずではありませんが初心者上級者共に①から順番に守って頂くとコーディネイトしやすいと思います。
同じ色目のジャケット、パンツを合わせるのはきまるとかっこいいですが少し間違えると同じ色目のスーツを上下間違って着てしまったみたいになるので注意です。
また柄物+柄物あわせ(ストライプのスーツにストライプのシャツにストライプのネクタイ合わせ)など・・・特にストライプ3アイテムあわせはよく見ますがうるさくなります。
この場合なにか一つは無地にするか、またはストライプ+ストライプの場合ストライプピッチが違うものを合わせるなどがいいと思います。
柄ON柄は上級者と思ってください。
また微妙なトーン合わせもメンズの場合少し難しいので上級者向けです。(そういう合わせ方もあります。)
コーディネイトだけではなくスーツ、ジャケットなどでお悩みの方は麻布テーラーまでご相談下さいませ。
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