ストレッチ素材の選び方

こんにちは。梅田店 粂です。
店内もクリスマスディスプレイで皆様をお迎えしています。
さて今回は、ストレッチ素材でそのストレッチ性を確認する時のコツです。
こちらの写真のパンツは昨年冬に作ったのですが、最近の生地トレンドでもあるクラシックな生地でキャバルリーツイルと言います。
クラシックな英国的素材の好きな方は大好きかと思います。
CANONICO社のCOVERT21μと言った種類で440g/mとスーツ生地パンツ生地としてはかなり目付のしっかりした生地で風合は硬くシワにも強い一方、しなやかさゼロでストレッチ性はほぼ無く無骨な生地。
しわにも強く良いのですが私も穿いていて少しきつく感じるときがあります。 プリーツパンツなので少しマシですが・・・・
ストレッチ性が無いのでこうやって横方向に引っ張ってもほぼ伸びません。
しかし、この様に斜めに引っ張れば伸びるんです。 基本生地は経糸(たて糸)緯糸(よこ糸)で織っていますのでだいたいの生地は斜めに引っ張れば伸びるんです。
しかし、本当のストレッチ性は横に伸びるかどうかなんです。
本当にストレッチ性を確かめたいときは、横方向に引っ張り確認してください。
こうやって横に引っ張ります。・・・
こちらはイタリア生地MARLANEのパワーストレッチアイコンの付いた生地。
伸びます。 必ず横方向に引っ張ります。
こちらは、タリア・ディ・デルフィノ
ビンテージな見た目ながらストレッチ性ある生地は今のトレンドを反映してでしょうか。
以前にもご紹介のワールドトラベラー(シーズン)
基本生地は縦(たて)には伸びません。 縫製上縦に伸びてしまうとサイズの安定性に欠けよろしくないからです。
ただ、斜めには大体の生地は伸びますので、ストレッチ性を確認する場合は横に引っ張って確認してください。
初めに紹介した、英国的な硬めで無骨ながらしわに強いクラシックな生地も魅力ですし、ストレッチ性に富んだ生地も着心地感良く魅力的です。 生地選びもオーダーの楽しみの一つ。 ぜひ参考に!
三番街のビッグツリーぜひ見に来てください。
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