【柄シャツ】洒落たビジネスマンは無地だけに非ず。

いつも麻布テーラー横浜More’s店のブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本日は、柄シャツのご紹介になります。
普段の着こなしで、つい”無地シャツ”ばかり選んでしまうという方は少なくないはずです。
無地のシャツはビジネスからカジュアルまで幅広く使える万能なアイテムですが、ワードローブに一枚「柄シャツ」を加えるだけで、コーディネートの表情はグッと豊かになります。
柄シャツは決して派手さだけを求めるものではなく、「その人らしさ」を映し出す要素でもあります。
麻布テーラーでは、多彩なバリエーションの柄をご用意しておりますので、その中から、おすすめの柄をピックアップしてご紹介させていただきます!

まずは、ストライプです。
縦に走るラインは視覚的にすっきりと見せ、誠実で知的な印象を与えます。
ストライプの中でも、細めのストライプは非常に汎用性が高く、スーツと合わせればクラシックに、休日にはノータイで軽やかに着こなすと表情が変わります。
特におすすめしたいのが、「THOMAS MASON(トーマスメイソン)」のストライプ。
トーマスメイソンの生地は発色が非常に素晴らしく、光が当たるとストライプが立体的に浮かび上がり、ジャケットを脱いでも存在感があります!
シンプルながらも英国らしい品格が漂い、スーツとの相性は抜群です!
一枚でも完結するトーマスメイソンのストライプは、普段は無地ばかりという方にこそ、次の一枚としておすすめしたい生地です。
ちなみに…
中世の頃、「ストライプ」は目立つために着せられた柄と言われております。
囚人服といえば想像がつくでしょうか…
その後、独立戦争を通じて「自由」や「反骨精神」などの意味を持ち、海軍なども採用したそうです。
現代ではそこまで形式的ではありませんが、”自分らしさを表現する柄”として色や幅をお選びいただくのも粋です!

また、マルチストライプやオルタネートストライプなどの複数の色を組み合わせた柄もおすすめです。
誠実さや清潔感を前面に出しつつも、一色のストライプでは出せない洒落さや存在感が引き立ち、クラシックとモダンのちょうど中間を楽しめるのが魅力です!

次は、ギンガムチェックです。
写真は、イタリアの「Canclini(カンクリーニ)」の生地です。
カンクリーニの質感と柄は、英国的な重厚感というよりも、よりしなやかで洒脱。
肌に触れたらわかる滑らかさと、イタリアらしい柔らかな色使いが魅力です!
ブルーとホワイトのギンガムチェックは、爽やかで清潔感があり、季節を問わず使いやすいかと思います。
一方で、ブラウンなどの落ち着いた色合いは、ツイードジャケットやニットと合わせても相性が良いです。
柄の大きさや色のトーンを変えるだけで、全く違った表情を楽しめるのもチェック柄の醍醐味です!
シーズンが変わる度に欲しくなるのが新しい柄のシャツ。
春夏は爽やかに、秋冬は深みのあるトーンで…
麻布テーラーでは多彩なバリエーションの柄をご用意しております。
季節や気分に合わせてシャツを選ぶことができるのも、オーダーならではの楽しみかと思います!
皆様のご来店をお待ちしております。