麻布テーラーの独自のハウスチェック「麻布タータン」とは?
ブランドの顔として、
さまざまなところで使われる
このタータンチェック。
スコットランド政府に
認可を受けた、正統な出自を持っています。
英国を代表する柄のひとつ、タータンチェック。スコットランドのハイランド地方が発祥の地であり、元々は日本における家紋のような扱いがなされていたほど高貴な柄。つまり出自をはっきりと示すものなのです。これを麻布テーラーのオリジナルで表現しようとプロジェクトが動きだしたのが2014年秋冬のこと。そもそもグリーンやレッドなどを用いた鮮やかな色柄が多いので、麻布テーラーでは都会的でシックな"シティ・タータン"を目指しました。それがこのブラックとブルーの柄です。
タータンチェックも母国ならではの技術を持つスコットランドの老舗「リード&テーラー」社と協業したのが最初で、その後はカシミヤ混などの素材も展開。「ロロ・ピアーナ」社や「エルメネジルド・ゼニア」社とも手を組み麻布タータンを表現するなど、徐々に認知されていき、今ではガーメントバッグ、そしてショッパーに至るまで、さまざまなところで採用されるようになりました。ちなみに、この麻布タータンはスコットランド政府が運営するタータンチェック協会からも認可を受けており、トレーサビリティもばっちりな柄なのです。まさに麻布テーラーのハウスチェックとして、これからもブランドを支え続けていく、そんな存在となっています。

「麻布タータン」はスコットランド政府が運営するタータンチェック協会から正式に認可を受け、上はその認定証。国からも認められた由緒正しい柄なのです。