一つ上の装いへ①
謹賀新年
麻布テーラー銀座3rd店のブログをご覧のみなさま、こんにちは。釋です。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
新年、1回目のブログは「一つ上の装い」と題してスーツの仕立ての話をしようかと思います。
みなさま、スーツをオーダーするにあたって選んでいる裏地やボタンに加え、本切羽や一枚台場などスタッフからおすすめされるかと思います。
お客様によっておすすめする内容は異なりますが、お客様にとってベストな選択のお手伝いができたらと日々感じて接客に挑んでおります。
その中でも今回は裏地について取り上げてみようと思います。
麻布テーラーでは標準でお選びできるポリエステル素材の裏地とオプションのキュプラ素材の裏地がお選びいただけます。


キュプラ素材をお選びすると+2,750円のオプション料金になります。
キュプラは植物繊維由来の素材であり、吸湿性と放湿性に優れた素材です。
ポリエステルにはない上質な光沢感と滑らかなタッチで袖通しも良く、
長く着用していても蒸れにくく静電気も発生しにくいのです。

さらに上質なふじやま織のキュプラ素材もご用意がございます。
富士の天然水を使用した先染技術・細番手・高密度織が特徴で、
さらには2台しか現存しない織機で織られているのでこちらの裏地は希少性もございます。
とろけるような肌触りで延々と触っていたくなります。
オプション料金は通常のキュプラよりも1,100円上がります。(3,850円)
キュプラ素材は昔から高級な衣料に使用されてきた素材でもありますので、
その信頼性はお墨付きでございます。
ですが、決してポリエステルが悪い素材と言いたいわけではございません。


近年のポリエステルは改良が重ねられており、耐久性や皺の入りにくさ、摩擦にも強いのがメリットです。
着用シーンで選び分けるというのが一番のポイントとなるかと思います。
見えない部分にこそ拘りを込めるのが「一つ上の装い」に繋がると思います。
何気なく選んでしまってる方も裏地には素材の特性がございますので、
知っておくと今回のスーツはこっちの裏地の方が良いかな?など選ぶ基準が持てると思います。
このブログは数パートに分けてあげていこうと思っていますので、
次の「一つ上の装い」ブログでは、ボタンについてお話ししようと思います。
それではまた。
azabu tailor / 麻布テーラー 銀座3rd店
〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目3−6 モリタビル 2F 03-3563-9711
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