スラックスシルエット①~股下と裾巾~

ブログをご覧の皆様こんにちは。
クールビズ本番でシャツ+スラックスのご注文が増えてきました。
今回はスラックスのシルエットについてお話させていただきます。

オーダーなので皆様キレイなシルエットをおもとめになります。
ではそのキレイなシルエットとは何か。そして股下と裾幅の関係。
2つのパターンに分けてご紹介させてい頂きます。

①クラシック

王道中の王道。長さはワンクッション(ワンブレイクなどとも言います)で裾幅は20~21cm。
これくらいの裾幅であれば股下をやや長くしてもちゃんと靴の甲の下まで落ちてくれます。
印象としてはエレガントでトレンドにまず左右されないので必ず抑えておきたい基準となるバランスです。

②スリム

昨今のトレンド。長さはハーフクッション~ノークッション。裾幅は18~19,5ほどが多いでしょうか。
裾幅が細いと股下を長くしてところで靴の甲の上部で止まってしまいます。
結果ワンクッションになるとキレイなシルエットが台無しになるのでクッション自体を極力少なくしてウェスト~裾口までをスッキリと見せるのです。

もちろん①と②の間くらいのイメージなど様々なご要望があると思いますし、皆様が求めるシルエットが必ずしもお勤め先のドレスコードに合致する場合ばかりでもありません。
これまでご着用されてきた形と変わる場合もあると思いますし、それが回りと違うことが違和感に繋がってしまうケースもなきにしもあらずです。
好みが出やすく、洋服に対する拘りが見え隠れする部位であるとも感じます。

これらを踏まえて我々が出来ることは、やはりお客様とお客様の着用シーンにとってtoo muchにならず気に入って頂けるお品物になるように入念にお話をさせて頂くことなので、こんな事を考えながら採寸をしたりしています。
正しいも間違いもないと感じますので、ご来店時はザックリでも構わないので是非ご希望をお伝えください。

ご来店お待ち致しております。

銀座7thのゆったりとお寛ぎいただける空間でお買い物をお楽しみくださいませ。

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