&B Azabu Diary Vol.36 ~ Jacob Cohen Denim ~
今日のブログは、テーラード・ジャケットに合う“Jacob Cohen J688”の紹介です。生地はデニムの名産地岡山、縫製はイタリア。この時点ですでにこだわってますね。
一度、脚を通してみないとその本当の良さが分からないのが”Jacob Cohen”。(試着する価値は大いにあり!!)
見た目”ジーパン”でありながらも、そのフォルムは”スラックス”のように立体的。ここにテーラード・ジャケットと良く合うと言われている理由が隠されています。
前身頃と後身頃を縫い合わせるシーム部分の生地目をよく見て頂くと、アイロンワークによりしっかりクセ取りが施されています。(作りの手法がスーツスラックスと同じになります。)
このアイロン作業が“履き心地の良さ”、“履いた時のシルエットの美しさ(立体的)”に大きな影響を与えています。またこれに加え、ディテールに関しても、Jacob Cohenの刺繍が入ったヘアハイド・パッチ、バックポケットには太目のステッチ糸を使用、ウエストの内側部分にパッチやループが施されたりと、見えない部分の演出においても凄く手が込んでます。
【 JACOB COHEN 】
J688 White / Price : ¥33,600(税込)
J688 Rigid / Price : ¥36,750(税込)
J688 Washed / Price : ¥39,900(税込)
※Size:29 ~ 36
※展開店
R&BLUES / &B azabu GINZA6 (東日本)
azabu tailor UMEDA / azabu tailor NAMBA(西日本)
Jacob CohenのJ688-Typeは、腰周りがすっきりしていて、股上(後股上)も深すぎず浅すぎず(前作のJ620よりも約1.5cm深く設定)絶妙な比率を実現しています。また、膝下から裾口にかけて少しテーパードさせたシルエットとなっています。
(L) 前立て部分には”J688.”の刺繍(まったくもって見えない部分ですが…)。ボタンフライ、ドットのスレキetc、腰廻りの装飾も鮮やかです。
(R) こちらのフロント釦は、通常の釦ではなくヘッド部分がクルリと動く釦(Check my 人差し指部分!!)。これによりいっきにとめ易くなるんです。その他には、スラックスでよく見られるベルトステイ・ループも施されています。”いやぁ…本当にこだわってるなぁ。”
(L) 前身頃と後身頃を縫い合わせるシーム部分はアイロンワークによるクセ取りが施されています。
(R) ロールアップしてもアウトシームの独特なインターロックが目立ちますね。
(L) バックステッチとハラコの革パッチも定番仕様、ヤコブの証です。
(R)そして、私はこの付属が一番好きなんですね…オリジナルのヤコブ・バンダナ。お尻のポケットにそっと忍ばせておけば何気ないアクセントになります。
最後に…
こちらは私が履きに履き込んでいるヤコブJ688の色落ち無しのもの(リジット)、それが今ではかなりいい感じに色落ちしています。かれこれヤコブはもう7本目、まだ完全にヤコブというデニムの特徴(経年による色の落ち方や履き心地etc)を掴んだ訳ではないですが、2つ言える事があります。
まず“テーラードのJKと抜群に合う!!”という事。今までのデニムとは全く違うシルエット&履き心地。これはもう間違いないですね。そしてもう1つは、“確実にウエスト廻り・太腿廻りが伸び(広がる)ます!!”と言う事。なので、”ちょっともしかしたらサイズキツイかなぁ、いや大丈夫かなぁ…”といった具合のサイズ感が私の経験上BESTかと。”ちょっと余裕を持って合わせておこうかなぁ…”と考え買ってしまった私のヤコブ1本目は、今いずこ??の状態…。サイズ感の説明が非常にし難いんですが、ジャストサイズからほんの気持ちタイト目、ほんの気持ち分ですよ(笑)
“おいおいちょっと気になるぜ!!”という方は、私までお尋ね下さいませ。