&B Azabu Diary Vol.76 ~ The Navy Jacket :Shirt Sleeves ~
さて本日のブログは前号でも軽く触れましたが、この2011春夏は特に“NAVY”のスーツ、ジャケットを要チェック!!加えて、ネイビージャケットにカーキのパンツを合わせる!!といったコーディネートが1つのカジュアルスタイルのトレンドとなる(なっている)ようです。
そこで私が今年の1月末頃に仕込んでおいたSimple Navy Jacket(R&BLUES仕様)が先日仕上がってきましたので”ここぞとばかり!!”に紹介します。左の写真の中で合わせているパンツ、実はカーキのコットンパンツになるんです…が、まったく分かりませんよね(謝)。パンツに関してはまた後日紹介しますね。
ではさっそくLet me explain this simple but very useful navy jacket!!この紺ジャケット、紺は紺でも濃紺ではなくほんの少し明るい紺色(Suiting::Loro Piana)、少々青味が感じられる紺の生地を使用しました(これまた写真でお伝えするに当たって”伝わり難い”微妙な色目ですよね…)。
春夏と言う事で、ほんの少し“Relax”したトーンを纏い気分も軽快春仕様に。後は、太陽光に任せて自然と半トーン明るく見せたり、また夕暮れ以降は半トーン濃く見せたり…、春~初夏にかけてのやわらかい自然光に色味の変化を委ねてみるというのも紺無地アイテムをさりげなく上品に魅せる1つの手段ですね。特に無地のスーツやジャケットなどの場合(薄過ぎる色目の物は、実際出来上がって外で着用すると想像以上に明るく見えてしまう場合があるのでご注意を!!)。
また、こちらのジャケットは色目だけでなく袖付けも“軽快”をキーワードにシャツ袖仕様を採用しています。肩パッド、胸芯地等(=副資材)を排したアンコン・スタイル(非構築的)、通常のスーツ袖の物より断然着心地が軽くなり、肩周りの印象もアンコンにより丸く(やさしく)カジュアルな印象に見せてくれます。これがボトムアイテムをカジュアルで着回しても難無くマッチしてしまう!!という事に結びつくんですね。こちらの写真はカーキのコットンパンツ(=カジュアル定番アイテム)で合わせていますが、もちろんグレースラックス、茶スラックスといったビジネステイストなコーディネートで合わせても問題全無!!袖付けをシャツ袖にするだけで、コーディネートの幅が自然と広がるこの事実、実は知られてるようで知られていないんです。皆さん、これは要チェックです!!
(注)ビジネスとしての着用を大前提とされる場合には、もちろんスーツ袖…肩パッド、芯地、裄綿といった副資材が施された仕様のスーツの方が適しています。スーツ袖、シャツ袖に関するご質問、是非店頭にてお気軽にお尋ね下さい!!
(写真:左上)
軽量・軽快を生む“シャツ袖仕様”
通常のスーツ袖に比べ厚みがありません。これはパッド類を排したという点と、根本的に袖の付け方が違うという2点から言えます。
(写真:上)
R&BLUES JKの十八番…“1枚仕立て(大見返し仕様)”
こちらは麻布テーラーの大見返し仕様とは異なり、完全な1枚仕立ての仕様となります(裏地無)。裏地として施される部分は袖裏のみとなります。(オプション料:¥3,150 税込)
(写真:左)
袖口“本切羽”仕様
R&BLUESのJacketでは袖口本切羽仕様が標準。その他にも水牛釦or貝釦orナット釦選択自由、フルステッチなどが標準仕様となります。こんな感じに袖口をロールアップするのもさりげないお洒落ですね。
いかがでしょうか。ド定番の紺ジャケット。だけどもド定番だからこそ長く愛用できる、ON/OFFと着回しできる紺ジャケットを手にしたいものです。紺ジャケットないし春夏ジャケットをお探しの方、是非一度ご覧にいらして下さい。スーツ袖、シャツ袖仕様の違いもサンプル等で確認・体験して頂けます!!If you like this type of jacket, please come in &B azabu to see and touch this. Well, Time to get down to business, have a beautiful weekend,mates.Cheers.