&B Diary Vol.172 ~ A/W 2011-12 Jacket & Coat Fabrics #3 ~

前々回からはじまった2011-12A/W秋冬の新作バンチブック店頭到着済みのものを、写真と一緒にササッと紹介していくShortシリーズ。本日も実物を見たくなるジャケット生地・コート生地をメインに写真掲載します。

では今回のNew Bunch Bookは…

Holland&Sherryの“Sherry Tweed”から特に気になる数枚Pick Upしました。どういった生地群かと言いますと…
ここからはH&S生地取扱会社のM様がシーズンはじめにいつも下さるH&S解説パンフレット(HOLLAND&SHERRY / AUTUMN – WINTER 2011)の中のSherry Tweedの部分をそのままwrite down…let’s have a look together!!
“伝統的な英国ジャケット素材と言えばこのスコティッシュ・ツイードです。ホーランド&シェリーの本社があるスコットランド南部に、イングランドとの境界を西の中部丘陵地帯より東のバーウィック湾まで流れる全長20マイルのツイード川があります。この川の上流にはツイードバレーと呼ばれる地帯があり、このエリアで主に織られた厚手のしっかりとした服地がツイードと名付けられたのです。小高い牧草地の丘が延々と続くため風が強く雨も多いこの地域では、丈夫で汚れに強い撥水性と保温性の高い服地が必要不可欠だったのです。この伝統的なスコティッシュ・ツイードの特徴は、何と言ってもミックスの糸を多用し四季折々の自然の色彩を表現した独特な色合いです。元々は狩猟時のカモフラージュのためと言われていますが、現代においてもその深く豊かな色合いはアウトドアの様々なシーンにしっくりなじみます。シャツやネクタイのコーディネート次第でビジネスシーンでも映えるジャケットです。”…と(店頭にはパンフレットがございますので気になられた方はスタッフまでお申し付け下さい)。
少々長くなりましたが、是非手にとってこの素材感を体感して頂きたい、そんなバンチブックとなっています。私も昨年にツイードジャケットを作りましたが、かなり使い勝手の良いHandyなアイテムである事は間違い無いですね。今年はツイードで一枚仕立ての軽いコートサンプル作成中、仕上がり次第こちらも隅々まで紹介します、お楽しみ!!!



いかがでしたでしょうか!!気になられた方は一度店頭までご覧にいらして下さい。

Vol.1 ” A/W 2011-12 Suiting
Vol.2 “ A/W 2011-12 Jacket & Coat Fabrics #1
Vol.3 ” A/W 2011-12 Jacket & Coat Fabrics #2

も是非チェックされてみて下さい!!

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